Category: Schools in NYC !

I keep discovering great schools in New York City. First, I love CUNY where I earned my all degrees. But, not only that, by teaching and meeting people in NYC, I keep discovering great school including music, dance, and art schools. High schools and more. Hope I can share uniques schools here!

アファーマティブアクション|米連邦最高裁の判断は正しいのか?

アファーマティブアクション|米連邦最高裁がまた保守寄りに 三権分立の1つである米国連邦裁判所が昨日入学選考でアファーマティブアクションに制約をつけました。ヤフーの今回のニュースの訳し方は納得いきません。特定の人種に優遇な処置ではないです。「優遇」の意味は手厚く待遇するという意味です。 もっと直訳して欲しいです。わかりやすくいうと、主観で人種や移民というだけで差別をしない法律です。黒人だからという理由だけで落とされることが過去あったということです。それは、日本人だからダメと言われるのと一緒のことです。そして、個性や能力は十分にあるのにも関わらずです。 こういう問題を防ぐ処置なのに中途半端な訳し方や報道はやめてほしいと思います。基本的に、ハーバードやノースカロライナ大学へ入学希望をする人は、すでに十分な実力のある学生が申請します。逆にいいます。ハーバードやノースカロライナ大学へ申請するまでに至らないです。私はニューヨークで勉学に励む生徒を見ているので、優秀な大学へ行くことがいかに大変なことがわかっています。 アファーマティブアクションってなに? アファーマティブ(affirmative)は主に「肯定的」「積極的」と訳される英語の形容詞(または名詞)。 「アファーマティブアクション」は「積極的格差是正措置」と訳され、社会的弱者を積極的に救済し格差を是正する取り組みです。皆さん勘違いしているのは、マイノリティーだからといって選ばれるわけではないでのです。実力があった上で平等な視点で、主観的でなく対応することです。「優遇」という訳が勘違いを生むのではないでしょうか? 正しい情報を入手する 日本のメディアは偏っている なので英語が読めるようになることが必須なのです。訳し方で解釈が全く変わってくるのが残念です。このヤフーのニュースだとあたかも民主主義としては米国連邦裁判所が正しい判断を下したというような印象ですね。確かに正しいと思っている人もいるようですが本当にそうでしょうか?問題なのは大学入試で「主観的」に落とされるということは怖いことではないでしょうか? 人ごとではない内容 自分のお子さんをハーバードや優秀な大学へ送りたいですね。しかし、この概念が広がると、自分のお子さんがアジア人だということだけでもっと差別される可能性が出てくるということです。トランプ元大統領は「これで実力主義になる」と言っています。違いますよ、彼が意味しているのは「これで白人至上主義に戻る」ということです。 例えば、私の友人は今回の対象になったハーバードとノースカロライナ大学のうち、後者の大学へ行った人がいます。かなり優秀な大学です。彼女自身も成績トップの子でした。しかし、彼女はそこで白人に差別され楽しい大学の思い出がありません。彼女はその後コロンビア大学の院へ行きました。ニューヨークでの生活は謳歌したようですが、ノースカロライナでの出来事は悲惨だったようです。完全に無視され、透明人間(インビジブル)のように扱われたそうです。ちなみに、コロンビア大学は、かなりリベラルなので今回の判断が影響しないことを願います。 共和党が6人 | 民主党が3人 現在の米国連邦裁判所は共和党が6人、民主党が3人で構成されています。そしてどちらにも黒人がいます。今回の件ではその二人がそれぞれの黒人としての立場でかなりもめたようです。ニューヨークタイムズの記事で興味深い内容が書かれていました。記事はこちら ロー対ウェイド法覆る 去年の今頃、女性の中絶する権利が奪われた州が出てしまいました。この時も、保守派が力をもつ最高裁が下した判断です。現在でも問題は解決していません。 アメリカは白人と黒人という問題を抱えていますが、このアファーマティブアクションは、他のマイノリティーも含まれます。ニューヨークタイムズでは黒人やヒスパニック対象となっています。しかし、私はアジア人も含まれる可能性は出てくると思います。それは、州がどれだけ共和党寄りかで決まってくるので、大学を選ぶ際は本当に注意した方が良いです。 優秀なマイノリティーをまじかで見るNYC どうしてまえがみがこのような考えになるのか?それは、ニューヨークではマイノリティーの実力が凄いからです。昨日の記事では、残念ながら黒人による犯罪の記事となってしまいました。しかし、実力がある黒人、または女性やLGBTQに圧倒される瞬間は本当に多いからです。マイノリティーだから凄いのではなく、個人としての実力が他の人よりエクストラオーディナリー(卓越した能力の持ち主)だということです。そういう人たちがマイノリティーの中に見受けられるということです。人種がどうだからとか、国籍がどうだからというのが全く関係ないと実感するのがNYCだと思います。 例えば、ユダヤ人や華僑や印僑 現在、世界の経済を担っているのは迫害されてきた、差別されてきた人種です。ユダヤ人、中国人、そしてインド人。あの有名なメディチ家はドイツからではありますが元はゲトーに住んでいた貧困民のユダヤ人でした。ユダヤ人(金融)、中国人(商業)、インド人(IT) はアメリカへ移民として貧困状態で根を下ろし、子供達を優秀な大学へ行かせ、大成功を納め、現在もアメリカの経済を支え続けています。マンハッタンにはこの人種が多くて驚きます。私の生徒もインド人や中国人がいます。今度、移民で来た中国人の子供たちがいかに勉強するかの記事も書けたらと思います。 黒人やヒスパニック 黒人は悲惨な過去がやはり負の連鎖を引き起こしています。南北戦争が起こった頃に白人に優遇された黒人の子孫は成功している人も多いです。しかし、奴隷として人間として扱われなった人たちの子孫は現在も賃金の低い労働環境から抜け出すのは簡単なことではありません。またヒスパニックも劣悪な環境から移民してきてアメリカに根をおろすのは大変なことです。また、宗教や文化、国民性、複雑な要因が絡んで教育面で伸び悩んでいるのも事実です。しかし、その中でも優秀な人はいるのです。 国力を伸ばしたいのなら今回の判決はマイナス 本当にアメリカの国力を伸ばしたいのであれば、今回の判断はマイナスに働くと思います。アメリカは個人主義。個人の能力が認められてこそ、今の強い国があるのです。アメリカは移民の国なのです。多様性があるからこそ、様々な発想が生まれるのです。 まとめ 今回は米連邦裁判所が下したアファーマティブアクション制約に関しての記事でした。日本から見たら関係ないと思うけど、私はアメリカに住んでいるので共和党寄りの軌道修正は怖いです。それは、私も一移民だからです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ピアノ検定ABRSM|アイビーリーグ進学に使える

アイビーリーグ進学を考えるならピアノ検定ABRSMを最高レベルまでいく アイビーリーグへ行くなら大学院という記事を以前に書きました。とは言いつつ、4年制のそれらの大学へ行きたい人も沢山います。借金をしてでもアイビーリーグへ行く生徒も沢山います。ビジネス系やIT系なら元を取れますが、文系やアート系だと苦しかったり。それでも、行く価値はあります。 どうしてもアイビーリーグ進学したい 今回は、どうしてもアイビーリーグへ行きたい場合、大学進学のレジメに使える内容です。アプリケーションを提出するときに、自分に関する過去の経歴も提出しなければいけません。 ピアノ検定とは? アメリカにもあります。ニューヨーク発祥のものはNNYSMA(ニズマ)カナダで人気なのは RCM。そして、イギリスの検定は、ABRSMが使われます。これらどのテストでも、大学申請時に提出する資料として使えます。今回は、ピアノ検定についてと、その中でもっともポピュラーなABRSMついてご紹介したいと思います。 このピアノ検定は、香港系中国人とインド系のご家族が受けさせる傾向があります。 このピアノ検定の証明書は、アイビーリーグ進学や倍率の高い大学進学の際の個人資料として非常に強いものとなるそうです。なぜかというと、ピアノというのは、日々の練習が不可欠です。継続力ですね。難しい曲になってくると、音楽の構成など複雑なことを理論的に勉強します。なので、この科目をある程度マスターするということは、勉学で継続能力と掘り下げる能力があるとみなされます。 ピアノ検定について ピアノ検定といってもただピアノを弾けるだけではありません。内容は以下の通りで、4つのカテゴリーがあります。 ニューヨーク、カナダ、イギリス。どのピアノ検定も以上のことをオールラウンドに最高レベルまで目指します。今回は、私が一番教職で得意なABRSMを例にしていこうと思います。 ピアノグレードは何級まであるの? 最高レベルは、イギリスのABRSMだと8級です。ニズマだとLevel 6、カナダ版RCMはLevel 10です。最終レベルは、ジュリアードやマンハッタンスクールなどへ入る一歩手前のピアノレベルです。例えば、バッハでいうと平均律のプレリュードです。フーガまではありません。ベートベンであれば、ピアノソナタの一楽章が入ってきたりします。コンサバとりーレベルだと、全楽章を学習しないといけません。 いつピアノ検定を受ける? 春と秋にテストを受ける機会があります。例えば、ABRMSの場合は、イギリスからスタッフが来ます。約1名の審査員の前で1から4までのカテゴリーを披露します。テストの結果は、約一ヶ月後にわかります。 演奏内容 どのレベルも3曲弾きます。3つのセクションがあり、バロック音楽、クラシック音楽、ロマン派、現代音楽がA B Cの3つのセクションに分かれています。例えば、バッハ、モーツァルト、ジャズの曲。とか、ときには、モーツアルト、ショパン、印象派などです。 多くても1つの曲が3ページまでなので、そこまで長くありません。また、演奏は譜面を見ても大丈夫です。スケールやアルペジオなどは、全て暗記で弾きます。 テストまで準備期間はどのくらいか? 大体1つのレベルをパスするのに、易しいレベルだと半年から一年。6級以上になってくると一年から一年半。生徒の練習量によります。 テストの準備期間はどのくらいか? 易しいレベルであれば、半年から一年です。ABRSMだと5級あたりから生徒によっては準備期間が長くなります。5級においては、音楽理論の5級のテストを別に合格しなければなりません。 ABRSM 6級へ行く前に音楽理論のテスト 6級以降のテストを受けるには、先ほど紹介した音楽理論の5級のテストをパスしていないと進めません。6級以降は、クレメンティやショパンの簡単なマズルカやノクターンなどが出てきます。...

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海外留学 アメリカと日本の教育の違い

海外留学 アメリカと日本の教育の違い こんにちは!ブログ「女神の前髪」のまえがみです。今回はアメリカの教育シリーズから記事を書いてみたいと思います。 アメリカと日本の教育システムの違いや、海外留学の意義について、コロナ後の留学不安もありますが、なぜ私が留学を推奨するのか、その理由を実体験を交えて紹介したいと思います。 大きな違い アメリカと日本の教育システムの大きな違いは、進路の柔軟性です。アメリカでは、初めの二年間で一般教養を学び、その後に専攻を決めることができます。これに対し、日本では一度専攻を決めると大学を変えるしかありません。 また、「クリティカルシンキング」が重視されるアメリカの教育では、理論的な思考を養うことが重要視されます。これに比べ、日本では感情を優先し、「はい」という回答が求められることが多いです。 クリティカルシンキングとは? 英語を学ぶのでなく、英語で学ぶ さらに、アメリカでの留学では英語で学ぶことが一般的です。この経験は単なる言語学習を超えて、異文化理解や国際的な視野を広げる助けとなります。そして英語脳で物事を考えらるようになります。 私自身、高校時代のイギリス研修旅行で海外生活の魅力を知り、その後もアメリカでの教育経験を通じて、留学の重要性を本当に強く感じています。 ニューヨークで大学へ行く意味 ニューヨーク流の教育は、他の地域と異なる独自のアプローチがあります。それは、世界のトップのあらゆる分野でトップな人材が集まる街で、世界的に優秀な教育者が集まっています。なので、教育の水準がアメリカ、また世界レベルの中で最上の教育を受けることができます。そして、何よりも卒業後に実践できるわけです。 まとめ 今回はアメリカの教育についてまえがみが思うこと、そしてニューヨークで大学を卒業することのメリットをご紹介しました。このブログではCUNYの大学についてご紹介しています。ニューヨークで留学してみたいという方、もしよかったらこちらの記事も参考にしてみてください♪

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