ピアノ検定ABRSM|アイビーリーグ進学に使える

ピアノ検定のイメージ画像

アイビーリーグ進学を考えるならピアノ検定を最高レベルまでいく ABRMS

アイビーリーグへ行くなら大学院という記事を以前に書きました。とは言いつつ、4年制のそれらの大学へ行きたい人も沢山います。借金をしてでもアイビーリーグへ行く生徒も沢山います。ビジネス系やIT系なら元を取れますが、文系やアート系だと苦しかったり。それでも、行く価値はあります。

どうしてもアイビーリーグ進学したい

今回は、どうしてもアイビーリーグへ行きたい場合、大学進学のレジメに使える内容です。アプリケーションを提出するときに、自分に関する過去の経歴も提出しなければいけません。

ピアノ検定とは?

アメリカにもあります。ニューヨーク発祥のものはNNYSMA(ニズマ)カナダで人気なのは RCM。そして、イギリスの検定は、ABRSMが使われます。これらどのテストでも、レジメに使えます。今回は、ピアノ検定についてと、その中でもっともポピュラーなABRSMついてご紹介したいと思います。

このピアノ検定は、香港系中国人とインド系のご家族が受けさせる傾向があります。

どうしてピアノ検定が強いのか?

しろ
しろ

このピアノ検定の証明書は、アイビーリーグ進学や優秀大学進学の際の個人資料として非常に強いものとなるそうです。なぜかというと、ピアノというのは、日々の練習が不可欠です。継続力ですね。難しい曲になってくると、音楽の構成など複雑なことを理論的に勉強します。なので、この科目をある程度マスターすると強いプロファイルになるのですね。



ピアノ検定について

ピアノ検定といってもただピアノを弾けるだけではありません。内容は以下の通りで、4つのカテゴリーがあります。

  1. ピアノの演奏技能
  2. ピアノのメカニカルな技能 スケールやアルペジオなど
  3. 音楽理論 筆記
  4. 歌とリスニングテスト

ニューヨーク、カナダ、イギリス。どのピアノ検定も以上のことをオールラウンドに最高レベルまで行きます。今回は、私が一番教職で得意なABRSMを例にしていこうと思います。

ピアノグレードは何級まであるの?

最高レベルは、イギリスのABRSMだと8級です。ニズマだとLevel 6、カナダ版RCMはLevel 10です。最終レベルは、音楽院へ入る一歩手前のピアノレベルです。例えば、バッハでいうと平均律のプレリュードです。フーガはありません。ベートベンであれば、ピアノソナタの一楽章が入ってきたりします。音楽院レベルだと、全楽章暗譜となります。そこまでは行きません。

いつピアノ検定を受ける?

春と秋にテストを受ける機会があります。例えば、ABRMSの場合は、イギリスからスタッフが来ます。約1名の審査員の前で1から4までのカテゴリーを披露します。テストの結果は、約一ヶ月後にわかります。

演奏内容

どのレベルも3曲弾きます。3つのセクションがあり、バロック音楽、クラシック音楽、ロマン派、現代音楽がA B Cの3つのセクションに分かれています。例えば、バッハ、モーツァルト、ジャズの曲。とか、ときには、モーツアルト、ショパン、印象派などです。

多くても1つの曲が3ページまでなので、そこまで長くありません。また、演奏は譜面を見ても大丈夫です。スケールやアルペジオなどは、全て暗記で弾きます。

テストまで準備期間はどのくらいか?

大体1つのレベルをパスするのに、易しいレベルだと半年から一年。6級以上になってくると一年から一年半。生徒の練習量によります。

まえがみ
まえがみ

このプロセスは、かなり子供の脳を育てます。

テストの準備期間はどのくらいか?

易しいレベルであれば、半年から一年です。ABRSMだと5級あたりから生徒によっては準備期間が長くなります。5級においては、音楽理論の5級のテストを別に合格しなければなりません。

ABRSM 6級へ行く前に音楽理論のテスト

6級以降のテストを受けるには、先ほど紹介した音楽理論の5級のテストをパスしていないと進めません。6級以降は、クレメンティやショパンの簡単なマズルカやノクターンなどが出てきます。

どの級から始めるべき?

お子さんが、6歳か7歳であれば、2級からは始めることをお勧めします。また、ある程度ピアノを習っていて途中からの方は、3級からでもOKだと思います。まずは、先生と相談することです。また、時間を気にして級を飛ばしたがる人がいます。4級までは大丈夫だと思います。しかし、6級から8級へ飛ぶのは、相当な練習量が必要でしょう。

6級から8級

6級以降は、もちろん曲は難しくなってくるのですが、その他に準備することも難しくなります。

歌のテスト

歌のテストは歌唱力を調べるものではありません。音符を見て、そのピッチを歌えるかということです。また、一度引いた短いメロディーを瞬時的に覚え、同じメロディーラインを歌える能力です。

7級、8級は、メロディーを弾いている間に、バスのメロディーを歌う。などかなり難しくなってきます。普段から練習しないといけません。

リスニング

バロックや、古典派、ロマン派、現代音楽などの知識を勉強します。また、それぞれの曲の特徴を言葉で説明できなければいけません。結構、インテレクチュアルなので子供には少し大変かも。7級、8級を受けるのは中学生高学年から高校生ですね。

頑張る生徒たち

7級までは一回でパス出来る確率高いです。しかし、8級になると落ちてしまう子もいます。でも、諦めずに2回目を受けて合格などもよくあります。最後まで合格すると、かなり達成感があるようです。



こんな感じです。写真付き

音楽理論の本 1から5級までの教科書

ピアノ検定の音楽理論の教科書
音楽理論の教科書 結構面白いです。



ピアノ検定の音楽理論の教科書の内容の画像
インターバルでみんな苦しみます。

8級のオーラル・リスニングテストが難しいです。

6級から8級までのオーラル用教科書

ABRSMのオーラルトトレーニングの教科書
ここで、生徒はつまずく。
教科書の内容の画像
教科書の内容の画像

クラシック音楽の理論に興味がある人にはオススメです。ピンクの本は、個人的にも使えました。コンサイズな本です。



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まとめ

今回は、アイビーリーグへ進学したい人がレジメに使えるピアノ検定についてのご紹介でした。このピアノ検定、もちろん他の大学へ提出する時にも使えます。さらには、仕事のレジメにも当然使えます。2級から8級までコツコツ続けるのは、本当に大変です。しかし、このテストを受ける子の成長は結構すごいものがあります。他の教科も出来るようになります。優秀になることは間違いないです。是非、チェックしてみてください。

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