ニューヨーク市立大学|コミュニティーカレッジ で学んだ内容
ニューヨーク市立大学とは?
ニューヨーク市が経営している総合大学です。大学費用が私立の大学より安く、奨学金やファイナンシャルエイドといって資金を助けてくれるシステムがあり、ニューヨーク市民に根付いた歴史ある大学です。ニューヨーク市内にある大学一覧はこちらから
ニューヨーク市立大学|コミュニティーカレッジ
コミュニティカレッジとは2年制の大学です。専門的な分野を短い期間で勉強します。例えば、アカウンティング、看護師、コンピューターなどを社会で実践的に使える技術を集中して勉強できます。または、リベラルアーツだけ勉強することもできます。リベラルアーツとは、日本で言う一般教養です。
私が勉強したプログラム詳細
マルチメディア・プログラミング&デザイン科で約2年半勉強しました。Multimedia Programming and Design (A.S.) プログラミングはコンピュータープログラミンのことです。例えば、CSSやHTMLです。JAVA スクリプトなどもありましたが、私が勉強できたのはHTMLまででした。他の領域はかなり深く勉強しないといけません
また、デザインも勉強しました。平面上でのデザインで、イラストレーターやフォトショップなどはしっかり勉強しました。また、当時はFlashがありましたのでアニメーションも少し勉強しました。
コミュニティカレッジの学位は何になる?
この学位は、アソシエートディグリー言います。専門的な知識や技術を短い期間(2年)で学ぶプログラムです。卒業タイトルはA.Sとなります。
Associate Degree in Science 理系の準学士号
この過程を卒業した人は、このスキルを使って仕事を始めることが出来ます。2年間の勉強だけでは技術や知識が足りないという人は4年制の大学へ編入します。例えば、この学位だとFITなどへ編入する人も多いかと思います。
まえがみがマルチメディア・プログラミングで勉強した内容
私が勉強した内容
- イラストレーター
- フォトショップ
- フラッシュ
- HTML&CSS
- 英語
- 彫刻
- 描写
- アメリカのメディア基礎
- タイポグラフィ
などです。もう、20年近く前なので、現在はカリキュラムもいくつか変更していると思います。例えば、flashというソフトウェアは現在は使わないので無いと思います。現在の勉強内容はBMCCのウェブサイトから見ることができます。BMCCのサイトへ行くと、卒業に必要な必須科目を見ることができます。
コアプログラム Common Core
このコアプログラムの内容が面白いのです。このコモンコアの内容はリベラルアーツと共通のクラスです。人が人として必要な知識です。また、編入する場合にも移行できる単位です。ニューヨークは移民の多い街です。その社会を理解すること。そして、歴史、世界情勢なども勉強します。専門学科を仕事として成功させるために、基礎的な知識を身につけます。
教授のと関係を築く
アメリカの大学を出ると、卒業した後でも教授との繋がりは続きます。仕事の面や、次の学位を取りたい場合でも、真剣に相談に乗ってくれます。アメリカの大学のさらに良いところは、教授がその後メンターとなってくれます。ビザ申請を始め、その他のキャリア構築にもアドバイスや情報なども提供してくれます。
コミュニティーカレッジのファシリティー
ニューヨーク市から資金が出ているので、先端のファシリティが揃っています。移民や留学生がレベルの高い教育を受けるシステムが整っていると思います。
当時は、カラーMacから白いMacに切り替わった時代でした。最新の機材は全て揃った教室の授業でした。一人一台、最新のMacを使用してデザインを勉強できたのは本当に良かったです。また、HTMLやCSSなどのプログラミングは最新のWindowsもありました。
このコミュニティカレッジはどこにあるの?
トライベッカというお洒落なエリアに位置します。個性的なカフェや雑貨屋さん。また、高級なブティックや、ギャラリーなどもあるので、目からの刺激の多い場所です。
まとめ
今回は2年制のコミュニティカレッジで学んだ内容のご紹介でした。マルチメディア系の学科を2年で卒業しました。もちろん、他の4年生の大学でもこのプログラムは勉強できます。コミュニティーカレッジの利点は学費が4年制よりも安いことです。ちょっとしたスキルだけを身に付けたい時には、コミュニティーカレッジを調べてみるのは良い方法だと思います。
4年生の大学で学んだ内容