アーティストビザ3年延長できた友人NYCに戻らず

アーティストビザを3年延長できた友人

アーティストビザのO-1Aカテゴリーで3年延長をお手伝いしたイタリア人の友人のその後についてです。

まえがみ
まえがみ

難しい選択だったようです

何が起こったのか?

2020年の1月、2月ごろ。私は彼女のビザ書類のファイリングの仕方を教えていました。一度、移民局へ弁護士を通して資料を提出したものの、追加書類のレターが届いてしまいました。当時カフェでミーティングをなんどもしました。結果、3年延長に成功しました。

ニューヨーク市がロックダウン

しかし、3月の中旬にコロナウイルスによる緊急事態宣言。外へ出ることは許されなかったので、しばらくはマンハッタンにいました。しかし、一人暮らしの彼女は耐えきれなくなり、イタリアへ戻ってしまいました。

コロナ渦で面接が出来ない

しかし、イタリアへ戻ったものの、ヨーロッパもコロナ渦。アメリカへ戻ってくるために面接の予約はしたものの、連絡がこない状態になりました。面接が出来ない状態でビザが切れてしまったのです。

また、NYの治安悪化

彼女のNYCの住まいはイーストビレッジで一人暮らしでした。昨今のニューヨークは治安が悪化。先週、ローワーイーストサイド へ行きましたが、まだ浮浪者がうろついている状態です。それは、ロックダウン中にメンタル異常者を刑務所から解放したことが理由でもあります。その理由もあり、ニューヨークへ戻ることを断念したようです。

結局延長されたビザは?

2022年冬に有効期限が切れます。彼女に戻ってくる意思はあるのかを聞くと、今は無理だということです。なぜかというと、新しい住む場所を探さないといけません。しかし、アメリカはインフレーション真っ只中です。新しいアパートは現実的な値段ではありません。

しかし、NYCへ戻りたい思いはある

ニューヨークへは戻ってきたいようです。この街ほど自由なところはないようです。イタリアもまた日本と似ているのか、保守的な部分は住みにくい理由。

自由の女神の画像
自由の象徴

ニューヨークで帰路

ニューヨークに住むにはビザや永住権が必要です。ここにいると何度も帰路に立たされます。そして、その1つの選択で今後の運命が変わっていきます。

まとめ

今回は、ビザを3年延長できましたが、パンデミックによって戻れなくなってしまった方のお話でした。彼女はまたニューヨークへ戻ってきたいようです。その時にはまたお助けしたいなと思います。

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