アーティストビザ面接の様子や答え方についての情報Vol.14

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アーティストビザ のビザスタンプの画像

アーティストビザ面接を成功させる方法をご紹介します。  

アメリカ国内からビザを申請し、一旦許可が下ります。しかし、それが最終段階ではありません。アメリカ国外に出国した際に、各国の米国領事館で面接を受けなければなりません。面接の後に合否がわかり、パスポートへスタンプを押してくれます。

中には面接が怖くて、許可書を持ったまたアメリカ国外へ出ない人もいます。

ここでは、当日必要な書類やその他注意事項などは紹介しません。責任を持てませんので、米国ビザ申請のページを良く読み予約を含めて準備してください。

今回ご紹介するのは、インタービューがどのような様子であるのか?また、インタービューの準備や心構えに参考になる内容となっています。

まず、どのような感じか?

米国領事館内はセキュリティーが厳しいてので写真を撮ることが出来ません。以下の写真の雰囲気が一番近いと思います。違いは、窓口形式になっているので、スクリーン越しに質問されます。まず、入館すると自分の番号が与えられます。



番号をもらったら着席ーその後2回呼ばれます

  • 1回目は、自分に関する資料を窓口から管理の方に手渡します。(ちなみに、自分の資料はトータル4つのファイルが必要かと思います。移民局へ送る原本とコピーの2つのファイル・自分の面接用・Written Consultaion を申請する際に提出する資料[少なめ])ファイルを受け取ったスタッフの方が奥へ持っていて検査するのだと思います。窓口にいる審査員とは違う人でした。
  • 2回目はいよいよ面接です。窓口へ行きます。自分の先ほど提出した資料を持った方が窓口にいます。

目の前で審査の方がファイルをじっくり見る

厳かな雰囲気です。目の前で、審査員の方がファイルを厳しくチェックします。

投稿者は、過去に3回の面接の経験があります

1回目

まず、初めてビザが下りた時です。女性の審査員の方でした。私の資料が少なかったので「これでは少ない」と不安げに言われました。しかし、映画に関する資料について「この仕事の人とはまた働くか」と聞かせれました。事実だったので、「します」と答えました。提言した通り、同じ音楽の仕事をして次の面接時のときには資料として加えています。

2回目

次に、一年間の延長で日本に帰ったときの面接です。女性の面接官でした。顔は覚えていません。「この収入で生活できるのか?」と聞かれました。「大丈夫だと答えました」ルームシェアやボーイフレンドが払ってくれるといった内容のことを正直に説明することです。生活ができていることを説明することは重要です。

3回目

最後に、3年の延長を申請したときの面接です。厳しそうな男性でした。なぜかと言うと、追加書類請求を受けていたからです。今後の仕事の内容を英語で説明し、なんとかおりました。怖かったです。

周りの面接で落ちてしまった人のお話

ビザ面接に落ちた人のイメージ画像



かなり有名な賞をとった人が面接で落ちてしまったケースを2つ知っています。一人はカナダで、もう一人は日本での面接時に落ちたと言うことです。

カナダで面接で落ちた場合は、アメリカへ戻ることが出来ません。

プライバシーのため、お二人の職種は公開できません。しかし、私が考えられる理由はいくつかあります。

例えば、

  • 職種があまりにも生計を立てるのに難しい場合
  • アメリカでの功績が少なすぎる場合
  • 資料の内容で嘘の内容がわかってしまった場合
  • 審査する方のスタンダードが高かった場合

職種があまりにも生計を立てるのに難しい場合

私が肌で感じたことですが、収入があることが第一条件です。生活できなければなりません。また、アメリカへお邪魔するのですから、税金が払えばければなりません。 逆に考えるとわかりやすいです。日本へ移民で来る人が、その国へ税金を払わないとどうなりますか?亡命なら別ですが、移民するのですから、職務に当たる責任はあります。落ちるのは当然です。

アメリカでの功績が少なすぎる場合

いくらヨーローパや日本で功績があっても、アメリカに有益になりそうな賞でないとカウントしてもらえません。例えば、アメリカに学生としている期間が長いのに、米国内で功績が残せない場合。「卓越した」とはみなされないので落ちます。アメリカ内で活躍することが最重要です。

資料の内容で嘘の内容がわかってしまった場合

これは以前にも注意点として書きました。嘘が発覚した場合はアウトです。「これぐらい大丈夫だろう」と思ってついた嘘が、重い刑に処されることもあります。気をつけてください。移民局を騙したと言うことになるからです。

審査する方のスタンダードが高かった場合

審査する方で対応が変わる場合もあると言うことです。なので、面接に関しても資料調査に関してもミステリーではあります。

最後に、個人的に準備はあまりしていません

私自身、実はインタービューの準備をしてません。聞かれたことに答えれば良いと思っていたからです。しかし、緊張はしました。

おそらく準備をすると言うのは、英語で人と話すことに慣れておくべきです。審査員の方は、「英語が問題なく喋れる」と言うところも審査に入れていると思います。

おどおどしたりするのはよくありません。また、過剰に自信満々な態度も印象を悪くします。いつもの自分で面接を受けるのが一番おすすめです。



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