アメリカ・アーティストビザ 申請Vol.2|注意するべき2つのこと
アーティストビザ を申請する際に念頭に置く2つのこと
アーティストビザ 申請Vol.2は、申請の際に心に留めておきたい2つの内容です。今回の記事は、移民弁護士を利用したとしても役立つ情報だと思います。アーティストビザの基本知識
はじめに
アーティストビザを申請し、許可されるとApproval Noticeというレターが届きます。薄い緑色で厚めのしっかりとした素材のレターです。この資料があれば「いちお」アメリカに期限内は滞在することが出来ます。しかし、実はそのレターだけではビザを取得したことにはなりません。アメリカ出国し、他国の米国領事館で面接を受けなければいけません。そして、あなたのパスポートへビザスタンプが加わり初めて「ビザを取得した」ことになります。
アーティストビザの有効期限
アーティストビザは初めて申請し許可が降りると、3年間アメリカで合法的に働くことが出来ます。そして、その3年の有効期限が切れると、ビザを延長し続けなければアメリカに滞在することはできません。それらを踏まえて以下の3つの内容を読んでください。
その1|自分の経歴を偽造しないこと
これは絶対にやらない方が良いです。ビザ取得のために、実際に行動していない内容をあったかのように資料を作成すると自分を苦しめることになります。小さなことでも良いので自分で実際に実行し、行動したことを資料にしましょう。
当時、大学を卒業したての私たちはアメリカに残るためにアーティストビザ申請をみんなしました。音楽科を卒業した場合、アーティストビザを申請するのは自然な流れです。しかし、大学卒業したては音楽活動が出来るネットワークを作るのも結構難しいです。OPT中に様々な活動をするのが理想的です。
ある女性の失敗
ある女性は初めて提出するビザ資料をかなり偽造していました。例えば、実際に行っていないコンサートやインタビュー記事などを本物のように作成していました。それをファイルに盛り込み、幸運にもアーティストビザはなんとか降りたのです。
そして、日本にある米国領事館の面接でもヒヤヒヤしながら切り抜け成功。しかし、3年後に自分のキャリアと、当時に作成したファイルから大したキャリアを詰めず、結局、延長するのが難しくなりました。彼女は慌てて男性を見つけて結婚し、永住権を取得。しかし、そんな形でした結婚生活はうまく行きません。結局、子供まで出来た末に離婚しました。大変なストレスで健康的でないです。
何が問題なのか?
このビザ資料作成を偽造をしてしまうと、運がよければ1度目の申請は降りるかもしれません。しかし、ビザを延長する時やアーティストグリーンカードへとアップグレードしたい時にハードルが上がり難しくなります。ビザ取得後に活躍がそれほどできなかった場合は更に嘘をつかなければいけないということになるケースも。サステイナブルでは無いということです。
米国領事館での面接恐怖症
また、国外に出た時の米国領事館での面接が怖く、アメリカの外へ出れなくなる症候群にかかります。これは、実はメイクセンスしないお話になります。有名な演奏家などのアーティストであれば海外での仕事があって当然でもあります。それがない場合は、それに匹敵するほどの活躍がアメリカでなされてなければならないということになります。
以下やめた方が良い内容のリスト化したものです
- 実際にしてない大きなコンサートのプログラムやフライヤーを作る
- 口実を合わせて有名な人と演奏したことにする (余計に怪しまれます)
- インタビュー記事などを架空で作り上げる
- 推薦状を集めすぎない(私は6通でした)多いほど怪しまれたりします
そして、実際に以上の行動は違法です。以上のことが明るみに出た際には、アメリカに10年戻ってくることが出来ません。
その2 とにかく見やすい資料を提出すること
アメリカの移民局での審査の方が見やすい資料を作ることは最重要です。アメリカへはたくさんの移民が入ってきます。膨大な申請ファイルがアメリカ移民局へ届いているはずです。その合否の選別には、申請ファイルの第一印象がかなり大事なのではないか?と肌感覚でありました。
メディア項目がわかりやすい
もしも、自分が有名であることを証明した場合は、しっかりとメディアの項目を作成しましょう。一つ一つの自分の経歴がわかるように、タグをつけるなどしてわかりやすくした方が良いです。また、プリントする際は白黒で自分の名前のところだけハイライトしましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか?ビザ申請の際に守る2つの項目をご紹介しました。是非、参考になれば嬉しいです。
[アーティストビザ保持者の健康保険についての情報もご覧ください]