アメリカ健康保険 学生やO-1保持者向け

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今回は、留学生、ビザ保有者が使える アメリカ健康保険 のご紹介です。

アメリカ健康保険に関する質問
アメリカでアーティストビザを取得した後、健康保険はもらえるのでしょうか?ない場合はどうすれば?保険は本当に必要でしょうか? と言うご質問にお答えします。

[アーティストビザとの基礎知識]



スポンサーや雇用主は健康保険の面倒を見てくれますか?

結論から言うと、ほぼ100%健康保険は自分で支払わなければなりません。アメリカの健康保険料が高すぎてスポンサーや雇用者はそこまで面倒を見れないのが実情です。それは、ビザ保持者の移民だけでなく、中流階級のアメリカ人であっても雇用主が保険をカバーしないのは良くある話です。

[スポンサーとは?]

アメリカの医療費は自己負担では高過ぎる。

ニューヨークの救急車の写真

ご存知かもしれませんが、アメリカの医療費は世界でも高額で有名です。保険は民間企業が経営しているため月々の保険料が恐ろしく高い。例えば、大金ちで月30万くらいの保険を月々払うか、正社員になるか、極度の貧困者(収入がないことを証明しなければならない)でない限り保険を持つことは難しい国です。 と言うことは、フリーランサーには不利ですね。高収入にならなければ、保険を変えません。

O-1保持者でアメリカ健康保険に関して知識がなく持たない生活をしている人がとても多いです。事故や怪我、何もなければ良いです。

もしも、何かあった場合の費用

  • 救急車を使用した場合10万
  • 手術は30万以上
  • 一回の病院代でも2万から3万 それ以上
  • 病院代を避けるためにチャイナタウンのお医者へ行く人も!(資格があるかも不明)
  • スピリチュアリズムやホリスティックへ走ってアメリカの医療を信じれなくなる(危険信号)

アメリカの医療は世界トップ

アメリカの医療費は膨大に高いですが、アメリカの医学は世界トップレベルです。

個人の経験からも、私はアメリカ医療を信じています。私がかかった網膜剥離は日本の三箇所の眼科が緑内障と診断しました。目薬を処方しましたが改善されず、アメリカに戻り、Mount Sinai の韓国系アメリカンのドクターが見つけてくれたのです。

労働ビザの人の場合は?保険のない人は?

H-1Bビザ保有者であれば、会社に就職する形になるので健康保険をカバーしてくれます。

また、保険のない人が、ガンや、事故、火災になった場合、アーティストが寄付を募って助け合うと言うような動きはあります。その場合、たくさんの人が助けてくれてそれはそれは素晴らしいことだとも思います。

ただ、マイナーな事故や怪我であっても膨大な金額を請求されるアメリカです。健康保険がない人は、覚悟が必要です。

アーティストビザや留学中に健康保険がない場合はどうすればいいのでしょうか?

私がCUNYの大学にいた頃のお話。インターナショナルの学生が相談する窓口、アドミッションオフィスにあった保険会社、ISOのパンフレットを見つけました。ISOとはISO 国際学生保険のことです。その情報を得て、利用し始めました。なので、信用できる保険会社です。

以前は、日本での東京海上の海外保険を使用していました。期限が切れた後、私はこの保険を大学院生から過去数年のアーティストビザを保有している間使用し続けました。(日本の海外保険でも大丈夫だと思います。その場合はしっかりとお調べになってください)

まず、保険がカバーしてくれた過去の病気・怪我

  • 極度の近視から発生した網膜剥離の手術30万以上

  • 女性系の検査

  • ホットヨガの後に起きた体調不良 緊急医へ行った10万以上

  • その他

年齢によって月々支払う料金は変化します

私は、このISOの保険をずっと維持することによって安心してニューヨーク生活を送ることが出来ました。目の手術や、緊急医に行った時など役立ちました。

ISO国際学生保険の料金

20ー24歳 月79ドル

25ー29歳 月89ドル

30歳以上 月119ドル

3ヶ月ごとから月ごとまし設定、最高12ヶ月分一括で支払えます。 ご自分の選択で支払い可能です。また、税金対策にも使えます。



ニューヨークで本当に健康保険は必要?

私は必要だと思っています。なぜなら、ニューヨークでは本当に何が起こるかわからないからです。

また、アメリカの食生活により、かかり易くなる病気も変わってきます。例えば、女性であれば乳がんや子宮癌など。日本では健康保険があることが当たり前だったので、こちらにくると保険のない生活が不安になることでしょう。

ISOは日本円で考えると高いです。しかし、もしもアメリカで収入を得ているのであれば、払えない金額ではありません。むしろ、保険のない生活をしていて、突然の病気や、事故、怪我に見舞われた時の医療費を考えるべきです。

[ニューヨークで万が一救急車を呼ばなければならない事態に備えて]

ISOをO-1ビザ保持者が使用する場合、どの項目を選べばいい?

まず、ISOのウェブサイトへいきます。サイトへ行くと、以下の写真の様なページにたどり着きます。赤丸の中をご覧ください。選択で、Non-student を選べば良いです。昔はOビザのカテゴリーがあったのですが、途中からNon-student項目に変更されました。あとは、ご自分の年齢を選択すると1ヶ月分の料金が検索できます。

アメリカ医療保険のISOのサイト画像



まとめ

今回、O-1保持者のための健康保険のご紹介でした。例えば、私の周りで健康保険もなく危うい生活をしている人々に会うと大丈夫なのか?と思ってしまいます。健康保険はお守りがわりに持っておくべきだと思います。しかし、選択権は読む方々にあるので、探している方の参考になれば嬉しいです。ただしです。ISOの保険を購入する場合でも、しっかりとカバー項目を読んでください。

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