アーティストビザ 申請時の推薦状の集め方 枚数より質ですVol.13

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アーティストビザ 用の推薦状のイメージ画

アーティストビザ資料に集める推薦状についての提案記事です。

推薦状はサポーティング・ドキュメントへ加える資料です。これは、Written Consultationとは違います。気をつけてください。推薦状は、作成するファイルの一番最後に加えるサポーティング・ドキュメントの資料です。自分があまり有名でないときに、自分の資料を強くする材料です。

まず、推薦状は数ではなく質です

私が推薦状を集めた始めた当初に、弁護士さん仕様の推薦状フォーマットを見せてもらったことがあります。不自然なほどに「Extraordinary」という言葉が使用されていました。「Extraordinary」とは卓越した能力と言う意味です。その言葉を誰もがフォーマット的に使用すると、なんとも心の内文章になります。

例えば、私は6人に推薦状を書いてもらいましたが、誰一人「Extraordinary」のワードを使っていません。むしろ、一言で説明するのでなく、どのように成果を上げたのかを記しています。書く方の言葉で表現してもらう方が、有力です。



アーティストビザ の推薦状の頼み方

まず、時間を要するので、早めに依頼しましょう。そして、フォーマットの例文はいちお送りましょう。それを参考に推薦状を書いてくれます。

以前、3つの重要ポイントでもご紹介した内容。嘘をついたり、無理をするとサステイナブルではありません。ビザが下りて3年後、次の更新が難しくなります。何故なら、初めの時点で背伸びしてハードルを上げるからです。

推薦状を頼んで断られて当たり前

アーティストビザ の推薦状を読むイメージ画像

人の推薦状をかくと言うことは、書く人にも責任が発生します。なので、あまり親しくない人に推薦状を頼むと、断られることも当然あります。

私も一度だけレッスンを受けた教授に頼んだ際に、「私は君のことをよく知らないから書けません」とはっきり言われました。

傷つきましたが、当然のことだと思いました。逆に言うと、良く知っているから推薦状は書けるのです。良く知っている方に書いてもらう方が強いレターになります。



推薦状を書く人が有名でなくても良い

これは、みんな勘違いしています。有名な人があなたのことを推薦してくれるから、ビザが降りるわけではありません。あなたを推薦する人は、同じ分野で同じ能力で活動している人です。「有名」であることにこだわるのではなく、推薦者の「実績」と「可能性」に注視することが大切です。

有名な人に無理して書いてもらって、ハードルを上げないようにすること。書いてもらう場合は、自分がそれなりに活動が出来ていなければなりません。

焦らず、自分の現状分析をしっかりして、確実に質の良い推薦状を集めましょう。

まとめ

今回は、アーティストビザ 申請時の推薦状の集め方についてご紹介しました。自分の経験上、「Extraordinaty」と言う言葉は一度も使いませんでした。自分がそうとも思わないのが正直なところです。移民局の方は、あなたの可能性を求めていること。また、人としてモラルがしっかりしているかを見ていると思います。身丈にあった資料集めをオススメします。



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