アメリカ入国審査ってどんな感じ?旅行者、ビザ保持者、永住者、その他のお話

米国入国審査のイメージ画像

アメリカ入国審査って厳しいの?

今回はアメリカ入国審査が気になる方のための情報です。私の肌感覚的な情報なので、もっと信頼できる情報はたくさんあると思います。とは言いつつ、個人的には自分でビザを取得し、人へもビザサポートをしているので、入国の厳しさなどは常に情報を収集しています。過去20年の経験からと現在の国政の状態など踏まえてご紹介します。少しでも参考になれば嬉しいです。

まえがみ
まえがみ

入国審査って不安ですよね

アメリカ入国審査|現在のアメリカ

現在のアメリカはバイデン政権になってから移民受け入れが寛容になりました。なので、良い面では永住権やビザ申請をしていた人が一度に許可され良い部分もあります。しかし、アメリカに住みたい亡命者や移民がトランプ政権下の時の受け入れ拒否の反動もあり、かなり急増。アメリカ移民局はかなり混乱している状態です。そのため、様々なビザプロセスが混乱している模様です。更に、不法入国や移民も多いことから、不法入国者を疑う姿勢も強くなっている可能性はあります。観光で来られる場合も、ビザ保有として入国する場合も、常に新しい情報は集めておきましょう。

日本の円安で影響する入国

80年代からバブルが崩壊、そして9・11同時多発テロ以前頃までは、日本の円は今ほど弱くありませんでした。また、アメリカと日本の経済的なつながりが強かったこともあり、日本人へはかなり寛容だった時代だったように思えます。

しかし、昨今の円安で海外へ仕事を求める日本人が急増していることから、アメリカも日本人の入国審査には多少厳しくなっている模様です。また、残念ながら国籍関係なくアメリカでビザを取得するのは年々難しくなっています。ということは、アメリカで働きたい人の不法入国には敏感になっているということです。

ハワイでの入国審査の件

ハワイでは、売春と疑われて入国を拒否されるケースが急増しているというニュースがありました。現在、ニューヨークでは不法入国したヴェネズエラ人の売春が問題となっています。なのでアメリカ全体が売春を違法としている州が多いためシビアになっているでしょう。なので、派手なブランド服やセクシー下着などを大量にスーツケースへ詰め込むことは避けましょう。

また、有名なハワイ強制送還の女性はインフルエンサーだったようです。ここで、自分の職業がインフルエンサーと提言したのは間違いです。更に強制送還のリスクを自分であげています。何故なら、彼女はアメリカで収入を得ることになるからです。言い換えると、彼女は観光ビザで米国へ行くのではなく、仕事で行く。つまり、アーティストビザ 、もしくは一時的な労働ビザを申請するべきになります。観光目的であるのであれば、観光で一貫していないといけません。アメリカという土地を借りて収入を得る上に税金を払うわけではないのですから、アメリカにメリットがありません。

アメリカ入国審査|観光で来られる方の審査

観光で来られる方は、現在はESTAでアメリカ入国を申請しないといけません。私の両親も数回ニューヨークへ来ましたが、大丈夫でした。面接で聞かれる内容は以下を参考にしてください

  1. 帰りの航空チケットがあること(片道だとアメリカに残るのではないかと疑われます)
  2. 大量な何かを運ばないこと(売買目的だと疑われる可能性があります)
  3. 滞在先があること(ホテルの方がベターです)ホテルで滞在することは経済的にアメリカのメリットになるからです

ちなみに観光目的の方は、英語が話せなくても大丈夫です。ただ、滞在先に関しての英会話は予習した方が良いです。また、観光で入ってくる際に大量の何かを持ち込まないこと。例えば、CDをたくさん持ってきたミュージシャンが仕事目的なのに観光ビザで来たことで、強制送還されたことがあります。何かを売る場合は他のビザが必要です。

米国入国審査|ビザ保有者の場合

私がアーティストビザ を保有していた時に聞かれた内容は

  • どんな仕事をするのか
  • どこに住んでいるのか

くらいでした。他の別室へ連れて行かれたことはありません。なお、過去に強制送還されてしまったケースは

  • 語学学校でF-1ビザが下りたにも関わらず強制送還されたケース|理由は英語が喋れていない・聞き取れていない

学生ビザを保有しているのに、一般的な英語が話せない、聞き取れない場合は怪しまれる対象となります。それは学校に通っているはずなのに、学んでいないからです。これは、日本人コミュニティーのなかだけにいると、英会話が成長せず、このような結果になる場合があります。なので、ニューヨークにいる方々は日頃から英語を使うようにしましょう。

アメリカ入国審査|永住権の人

グリーンカード保持者の方の入国審査は、私は今のところ問題ありません。ただ、永住権所有者はアメリカに6ヶ月は滞在しないといけません。日本に長く滞在しすぎていた方がグリーンカードを剥奪されてしまうケースはあります。なので、気をつけましょう。

まとめ

今回はいくつかのステータスによる米国入国審査についてを経験上からご紹介しました。現在だからといって強制送還があるわけではなく、過去にも様々な理由で強制送還されてしまった実際の方の話や、噂などは耳に入ってきています。ルールを守って、そのステータスにあった行動をしていればアメリカ入国は何も問題がありません。グローバルエントリーとは?

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