アメリカ・アーティストビザ申請Vol.6|O-1Aカテゴリーで申請した人の例
アーティストビザ をO-1Aカテゴリーで申請する方への情報です。
アーティストビザ をO-1Aカテゴリーで申請する人のための情報です。このカテゴリーは研究や教育色が強くなります。アーティストと言うよりは、もっとアカデミア。O-1Aカテゴリーは、主に教育者や研究者の人に降りるビザとなります。
[O-1Bカテゴリーについての情報]
ピアノ教師のO-1A3年延長を助けた内容
友人がO-1Aのカテゴリーで3年延長を移民局へ申請。しかし、追加書類請求が来てしまいした。再度提出するための資料作りのアイデアを欲しいと言うことで、お手伝いした次第です。結論から、3年延長できました。
[その友人が米国へ戻れなくなった理由]
彼女が追加書類請求でもらったそのレターを拝見すると、私が過去に受けた追加書類のリクエストの内容とはもちろん異なるものでした。しかし、改善する内容がクリアに書かれていたので、その通りに資料を準備すれば良いだけでした。それにしても、質問はいつもながらボヤっとして抽象的です。そこが難しいところです。
[自身に送られてきた追加書類のレターを一部を見ることができます]
アーティストビザ をO-1Aカテゴリーで申請する友人の特徴
彼女はピアノ講師として、初めからO-1Aカテゴリーで申請。なので、演奏経歴はさほどありません。学歴もピアニストとして卒業していますが、教育面の学位も持っているのも特徴です。ピアノ教育に関しての教科書なども作成している経験があります。
アーティストビザ のO-1Bカテゴリーの大きな違い
例えば、演奏歴が少なくても、教育面で数々の経歴を残していれば申請できるカテゴリーです。提出する資料がO-1Bとは全く違う内容であると認識しました。彼女がO-1Aをキープし続けるために提出する資料は以下の内容。例えば、
- マスタークラス(レクチャー形式の講義やマスタークラスなどを世界的に展開している)
- 子供のグループレッスンの経歴と成果
- 出版した本 (自作のピアノメソッドと書いていました)
- 音楽教育関連のコンフェレンスや講義のプログラムや資料(国際的にした内容も含まれます)
- 生徒をコンペティションで優勝させて、賞を採らせた経歴
等々です。
彼女のファイルの問題点
非常に見づらいものでした。セクションの境目がはっきりしていないので、どこに何が書いてあるのかわからい。しっかり整理さえすれば、降りると思いました。また、私も同じ間違いをしましたが、過去と次3年にする仕事の内容がはっきり書かれていなかったことでした。彼女の提出する内容を、まずカテゴリーにわける。そして、それぞれの要点を簡潔にまとめる。比較エッセイ分を書いて、雇用者からサインをもらう。私がした内容と同じ内容を進めました。これが、最終的に、3年延長の許可が下りたきっかけとなりました。
今後彼女が更に積み重ねる経歴
これから永住権も目指すのであれば、さらなる経歴は以下の面で増やさなければいけません。
例えば、
- ご自分の教育に関するピアノメソッドをもっと書いていく
- 信頼されるピアノ教師としてメディアにも露出し人気を得る
- ピアノコンペティションで受賞者を更に出す
- 子供のピアノ教育に関する講義などを全米、全世界へ展開していく
- SNSでピアノ講師としてのフォロワーをもっと増やす
などになってきます。なので、全く演奏せずとも、教育面で活躍し続けることです。
アーティストビザ |O-1AとO-1Bで共通するもの
これは明らかにどれだけメディア露出しているかです。
あなたがその分野の中でどれだけトップの位置にて、影響力があり、有名であるかは、どちらのカテゴリーでも証明しなければなりません。メディアに露出→認知度が高い ということになるので、サポート資料としてとても強いということになります。例えば、SNSの利用は必須です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、O-1Aカテゴリーで申請する方への情報でした。O-1AとO-1Bでは提出する内容が全く違います。しかし、共通する部分もあるのでOカテゴリーに入ります。おちらのカテゴーで許可を得るにも、メディアに取り上げられるということはかなり重要です。SNSを活用しながらも、知名度を上げてO-1AもO-1Bもどちらか当てはまる方へ申請しましょう。