アーティストビザRequest of Evidence(RFE)に2回対応した経験
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RFEが2回届いた経験
こんにちは!ブログ「女神の前髪」の投稿者、まえがみです。今回は私がRFEを受けてしまった時の経験をご紹介したいと思います。
アメリカでアーティストビザを申請した際に、資料が不足している場合は追加書類請求のレター(Request of Evidence、略してRFE)が届きます。このレターが届いた場合、さらに書類を集めて期限内に提出しなければなりません。
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アーティストビザ申請を却下されてしまう危機でした。
Request of Evidenceとは?
Request of Evidence(RFE)とは、米国移民局(USCIS)から届く追加書類請求のことです。RFEのレターヘッドには以下のような内容が記されています。
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私の経験:2017年のRFE
2017年にビザを3年延長しようとした際、米国移民局からRFEのレターが届きました。アーティストビザを3年延長するためには、提出した資料が不十分だったためです。レターの一番下には、足りない資料を提出する期限が記されています。通常、レターが届いてから数ヶ月の猶予が与えられます。
RFEの内容
1回目のリクエスト
私はビザを1年から3年に延長するリクエストをしましたが、それに必要な資料が不足していると指摘されました。RFEには、過去の経験と今後の3年間の具体的な証拠とプランを提出するよう求められました。例えば、過去には1対1のピアノレッスンを行っていましたが、今後3年間は教育機関やビジネス面での協力を証明する必要がありました。
同じ雇用主の下で昇進していることも求められます。例えば、マネージャーやコーディネーターなどの役職です。
1回目の対応
最初のRFEには、具体的な問題点が曖昧で何が足りないのか理解できませんでした。それでも、もう少し具体的に今後の計画を記載した資料を再提出しましたが、再びRFEが届きました。
2回目のリクエスト
2回目のRFEには、過去の仕事と今後3年間の仕事の内容の違いを明確に示す必要があると記されていました。ここで初めて、具体的に何が必要なのかが明示されました。
2回目の対応
2回目のRFEに対しては、過去の仕事と今後の仕事の違いを証明する資料を作成しました。具体的には、以下のように対応しました。
比較文の作成
大学で学んだ比較文(Contrast Essay)を活かし、過去の仕事の内容をファイルに追加しました。次の3年間に何をするのか、はっきりとした違いを記載することが重要です。
4枚の短いエッセイ
簡潔に書いた比較文エッセイを4枚作成し、最後にスポンサー(雇用主)から自筆サインをもらいました。スポンサーにサインをしてもらうことで、私の書いた内容が「嘘ではない」という証明になります。この4枚の比較文エッセイのみを提出したことで、3年延長の許可が下りました。
まとめ
今回は、米国移民局から2回追加書類のレターが届いた経験をご紹介しました。RFEが届くと非常に焦りますが、冷静に対処すれば大丈夫です。また、2回目のレターが届いた際、移民局の方の親切な対応も感じました。この情報が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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