ABRSM グレード5の理論試験を簡単にパスする方法
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ABRSMグレード5の理論試験を簡単にパスする方法
みなさん、こんにちは!ブログ『女神の前髪』のまえがみです。私はニューヨークでピアノを教えてもいるのですが、今回は英国国立音楽検定ABRSMについての情報です。
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現在も一人テスト勉強頑張っている生徒がいます♪
ABRSM グレード5とは(理論)?
英国国立音楽検定(ABRSM)の理論グレード5は、グレード6レベルの演奏試験へ進むために必要な検定です。グレード6からは難しい曲へと入っていくので、音楽理論の基礎知識がないと学ぶのが時代背景の違う難解な曲を学ぶのが難しいです。
ABRMSの理論試験内容を把握する
グレード5では以下の項目が問われます
- 音楽記号や楽語の理解
- 和音(トライアド)の構成と識別
- 調号と調性の理解(メジャー&マイナー)
- 簡単な作曲やリズムの完成
まず、音楽理論のテストサンプルを購入してください。試験練習になるので3パケットくらい購入するのをおすすめします。一つ目のサンプルを把握用として書き込むなどのに利用してもOKです。何が問われるのかを覚えてしまうくらい目を通しましょう。すぐに教科書から入るのは全く効率が良くないのでおすすめしません。
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ABRSM公式アプリをダウンロードする
先ほども書きましたが、グレード5の音楽理論の教科書を買って、初めから勉強しても難しいかと思います。なぜかというと、グレード1から4を飛ばした内容が記載されているからです。また、グレード1から4までの教科書を買って勉強することももちろんできます。でも、これはかつての勉強法。日々忙しい学業生活、もしくはお仕事などでがっつり理論勉強に時間を費やすのは難しいですよね。この方法は、半年以上の時間がかかるかと思います。
初めから時間をセーブしたい方は有料アプリ(3ドルくらい)をダウンロードしてゲーム感覚で遊びながら学びましょう。パムちゃんと猫のキャラクターが出てきて、たまにジョークも交えたクイズ形式です。ただ、イギリス英語のなので四分音符の英語名はクォーターノートですが、イギリスではクロチェットです。タームも全てアプリ内で教えてくれます。
音楽の理論をただ勉強したい方にもおすすめ!
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ABRSM公式テキストを買う
ABRSMの公式ワークブックを活用することで、試験の形式に慣れることができます。特におすすめは以下の2冊:
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効率的な学習法を取り入れる
- 短時間で集中勉強:1日20〜30分を目安に、毎日少しずつ進める。
- 過去問を解く:試験の傾向を掴むため、過去問を複数回解きましょう。
- オンライン動画を活用:YouTubeなどで無料の解説動画を視聴するのもおすすめです。
何が難しく感じる?
まえがみが一番難易度が高いなと思う箇所は、まさにリズムです。リズムの箇所をしっかり勉強してください。あと、点数を逃すともったいのは音楽用語の部分です。ここは絶対に点数をとりたい箇所です。
直前対策を忘れずに!
試験の1週間前には、以下を重点的に確認してください:
- 調号と和音進行の基礎知識
- 楽語や記号の暗記(「rit.」や「poco」など)
- 苦手な設問形式の再確認
まとめ
ABRSMの音楽理論グレード5をパスする鍵は、逆算することです。試験サンプルを見て全体像をつかむ。その後から、自分の弱点である箇所の勉強から始めることです。また、公式アプリで楽しく勉強するうちに音楽理論の基礎も身につきます。