ニューヨークの名門女子校「Sacred Heart」の魅力〜創始者の歴史と未来のリーダーを育てる教育とは〜

ニューヨークの名門女子校「Sacred Heart」の魅力

1 ニューヨークの名門女子校「Sacred Heart」の魅力

こんにちは！ブログ『女神の前髪』の投稿者まえがみです。今日はアメリカの教育、そしてニューヨークの教育機関のテーマから学校をご紹介したいと思います。

お子さんの教育環境を選ぶ際、質の高い学びと人格形成のバランスはとっても重要です。ニューヨークには数多くの名門校が存在します。その中でも特に注目されているのが「Sacred Heart 女子高校」です。レディ・ガガさんが卒業生です。この記事では、私も見学に行った学校の魅力。そして、フェミニズムにも関係する創始者の歴史についてもご紹介したいと思います。

まえがみ

校舎はモノポリーゲームのキャラクターモデル　
投資家でありフィランソロピストのオットー・カンの元豪邸です

オットー・カンとチャップリンの写真もありました

ニューヨーク名門女子校Sacred Heart とは？

Sacred Heart 女子高校は、カトリックの価値観に基づき、未来のリーダーを育てるための教育を提供しています。ニューヨークをはじめ、世界中にネットワークを持ちます。この学校は、学業のみならず、生徒一人ひとりの人格形成にも力を入れています。ちなみに宗教問わず入学できます。私の生徒はヒンズー教徒ですが生徒です。

まえがみ

インド　アフリカにも学校があるそうです。
日本人の生徒は一人いるみたい。

創始者の歴史

Sacred Heart 女子高校の歴史は、フランスの女性教育者でありカトリック修道女であったマドレーヌ・ソフィー・バラ（Madeleine Sophie Barat）によって始まりました。彼女は1800年に、パリで「聖心会」（Society of the Sacred Heart）を設立しました。フランス革命後の不安定な時代。バラは女性に対する教育の必要性を強く感じました。そして、宗教的な価値観に基づいた総合的な教育を提供することを使命としました。

その理念は「心の教育」に重きを置いているのが特徴です。そして、知識だけでなく、他者への思いやりや奉仕の精神を育てることも重視しています。この考え方は、今日のSacred Heart 女子高校の教育方針にも引き継がれており、生徒たちは学問と人間性の両面で成長できる環境が整っているようです。

1931年卒業生の写真

2004年卒業生の写真　赤丸の中の人はレディ・ガガさん

ニューヨーク名門女子校の教育の質と特徴

Sacred Heart 女子高校は、次世代を担うリーダーを育成するための教育プログラム。以下がその主な特徴です。レディ・ガガさんのリーダーシップもすごいものがありますね。

幅広いカリキュラム

伝統的な科目に加えて、STEM教育（科学、技術、工学、数学）、芸術、言語学習など、多様な分野での学びをサポート。生徒は興味を持った分野に深く取り組むことができます。以下はファッションのクラスのようです。科学室や、レコーディングスタジオもありました。

リーダーシップ育成

学校では、生徒が自信を持って意見を発信し、リーダーシップを発揮できるプログラムが充実しています。これにより、世界の様々な場面で活躍できる女性を育てます。

国際的な視野

Sacred Heartは世界中に姉妹校があり、国際交流プログラムが盛んです。異文化理解を深めるための機会が多く、グローバルな視点を持つことができるのも大きな魅力です。

Sacred Heartの校風と学生生活

Sacred Heartでは、生徒同士が互いに支え合い、励まし合う文化が根付いています。アカデミックだけでなく、スポーツや芸術などの課外活動も盛んです。部活動や学校行事も多彩で、生徒たちは豊かな学生生活を送ることができます。例えば、私の生徒は校内のオーケストラやミュージカルに参加していました。

まえがみの生徒の例

私の生徒は、高校へ入る前はなかなか学力が伸びずにご両親も悩んでいました。特に音楽理論の呑み込みは遅く、私も教えるのに苦戦しました。そしてピアノ演奏の方も呑み込みが遅いのでなかなか伸びず（過去6年ピアノを教えています）。でも、この高校へ入学できてからは、かなりピアノの上達も加速。現在ABRSMの最高レベル８をがんばっっています。高校へ入れた時にはすぐに私に報告してくれました♪