ニューヨーク住みたい!|ローワーイーストサイドに住んでみる

ニューヨークのローワーイーストサイドに住んだ経験

ローワーイーストサイドへは約10年住みました。個人的な話になりますが、このエリアは音楽活動がしやすいエリアでした。今回は、自分が10年住んで良かった点をご紹介したいと思います。このエリアはシティバイクを利用すれば地下鉄を使わずに住める地域です。

まえがみ
まえがみ

どこへも歩いて行ける楽しいエリア♩

ローワーイーストサイドはどの辺?

このエリアは、マンハッタンのダウンタウンにあるごく一部。東側に位置する地域です。

LESのエリア

ローワーイーストサイドの歴史

実はこのエリアの歴史こそ面白い。英語でチャレンジしたい方はこちらから。当時ニューヨークへ移民してきた人々が初めに住み始めた区域です。6000人近くの人口がこの狭いエリアに集結。移民用の住居地で大家族で暮らしていました。例えば、当時は浴場や洗面所、おトイレなど、全ては共同施設でした。また、インフラ施設が十分に整っていなかったので衛生上の問題がありました。

移民の流れ

まずは、多くのドイツやアイルランド人移民から始まりました。そして、ユダヤ人、イタリア人、その他ヨーローパ人。第二次世界大戦後はプエルトリコ人、中国人が入ってきました。移民はやがて散らばります。例えば、ドイツ人が開拓していったのはUpper East Sideです。中国人はチャイナタウンを作りました。また、リトルイタリーなど。当時はイタリア人は迫害されていました。

ローワーイーストサイドはミュージカル発祥の地

ドイツ人の次に入ってきたのはユダヤ人。彼らがニューヨークのミュージカルを始めました。初めて作ったのはユダヤ人のアーヴィン・ベーリン。そして、ガーシュウィンなどもここで生まれ育ち、アメリカ音楽の発祥のエリアといっても過言ではないと思います。また、彼らが、譜面事業を始めたのが、ティン・パン・アレー

[テネメント博物館へ行ってみよう]

ローワーイーストサイドの特徴|音楽ベニュー

Lower East Side Street

このエリアには、音楽ベニューが沢山あります。バンドの卵が演奏するPIANOS が現在では一番若者が集まる場所かもしれません。私が住んでいた当時は、The Living Roomがありました。ここから、ノラ・ジョーンズのキャリアが始まったと言われています。他にもライブハウスやラウンジが沢山あるので、クリエイターが集まります。私のキャリアも、ここLESから始まりました。

市場|ESSEX MARKET

私がローワーイーストサイドに住んでいた頃は、古い方の建物でした。

新しいお店は、道を渡った向かい側に出来ていました。中のお店の人たちは、結構昔のままで、安心。色々なものを売っています。ここでは新鮮な魚や、ローカルコーヒー、チーズやパンなどを買うこともできます。

ローワーイーストサイドにあるエセックスマーケットの画像
新エセックスマーケット

ローワーイーストといえば

アレン・ギンズバーグから始まり、ジョンレノンも愛用した1915年創業の眼鏡屋さん。これも、LESの移民が住んだからこそ始まったビジネス。ユダヤ系ベラルーシ人が創業したお店です。黒ぶちフレームがオシャレなのは、このメガネ屋さんがあってこそ。

ローワーイーストサイドから近いチャイナタウンのイメージ画像
チャイナタウンの様子

チャイナタウンが近い

LESは、チャイナタウンへも歩いて行ける距離です。例えば、アジア系の食材など容易にゲットできます。また、中国やアジアン料理を食べたい時には歩いて行ける距離が嬉しい。美味しいベトナムPhoのレストランがいくつかあります。

ブルックリンへも近い

ブルックリンとLESは近い感じがあります。場所も近いので、遊びに行き来しやすいです。マンハッタン島もブルックリンも好きと言う方には、本当にオススメ。また、仕事場がマンハッタンであれば、シティバイクなどの自転車でも通える便利さです。例えば、夜遅くにライブへ行っても、タクシーなども捕まえ易いです。

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まとめ

今回は、ローワーイーストサイドをご紹介しました。住んでいた頃は外を良く出歩いていました。イーストビレッジにも歩いていけるので本当に便利でした。また、カフェも沢山あります。一度住んでみるのも良いです。

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