ニューヨーク 治安状況 2024年|不法移民が増えたことで一部注意喚起

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ニューヨークの治安2024

パンデミックも開け、ニューヨークにはかなり活気が戻ってきました。前回の治安に関する記事で最後の予定でしたが、治安記事が役立つ!と大好評なため これから定期的に更新しようと思います。

一時は悪化したニューヨークの治安はかなり良くなりました。現在は、海外や国内からの多くの観光者で街は賑わっています。また、インパーソンのお仕事へ戻る人も増えました。NYPD(警察官)が地下鉄や街中、あちらこちらで巡回しています。また、普段の服装を着て見回る覆面警察官を起用することにもなりました。

しかし、ニューヨークは次から次へと新たな問題が現れる街。今回は新しい問題が出ていることをご報告します。

ニューヨークが不法移民でパンク状態

現在ニューヨーク市はテキサス州からバスで送られてきた不法移民でパンク状態です。これは、テキサス州の国境を超えた不法移民を州知事がバスでニューヨーク州へ送り込んだことが原因です。市長エリックアダムは一時的に滞在するハウジング不足。そして市の財政を脅かすことから緊急事態宣言を出しました。

不法滞在なため、仕事がない移民は生活が困窮状態に追い込まれています。そうすると、自然と犯罪が増えます。

タイムズスクエア付近 不法移民による犯罪

前置きとして、すべての不法移民者がするわけではないです。ほんのごく一部の人間が生活苦から売春や犯罪という道を選んでしまいます。現在、不法移民者が一時的に滞在する場所がミッドタウンに集中的にあります。またアッパーウエストサイドにも多いようです。

数日前の事件ですがヴェネズエラ人によスマートフォーンを盗難が組織的に行われている模様です。観光の方々はミュージカル劇場など集まるタイムズスクエア付近ではお気をつけください。

あらゆるヘイトクライム対策

ニューヨークの日本大使館からヘイトクライムに遭遇した時に対処法に関するセミナー開催の情報が届きました。地下鉄内でも「ストップ・ヘイトクライム」というような宣伝を見受けるようになりました。

ヘイトクライムとは?

ある特定の人種や国民に対して政治的、また宗教的な考えの違い。個人的な偏見、嫌悪感から犯罪に発展する事件です。例えば、2年前の土曜日の早朝に42丁目のAライン駅で起こった事件。仕事へ向かうはずだったアジア人女性がホームレスにプラットホームから電車到着寸前に突き落とされ亡くなりました。これはコロナウイルスが中国から発生したことで、アジア人が標的になりました。

現在では、イスラエルとパレスチナ問題で、ユダヤ人に対してのヘイトクライム。あるいは逆にパレスチナ人へのヘイトクライムなども問題になっています。

そして、先ほど述べた不法移民が増えていることから、彼らへのヘイトクライムも含まれます。

このような状況から私たちアジア人がヘイトクライムに巻き込まれることはゼロではありません。

他のアジア人が被害にあったケース

ここでは日本人という限定ではなく、アジア人の知り合いなどに聞いたケースです。例えば、地下鉄の中でマスクをしない人に注意を促したところ、パンチをされてしまった。ある男性は、地下鉄車内に座っていたら何もしていないの頭を叩かれたなどです。しかし、頻繁にあることではないので、気をつけていれば大丈夫です。現在は、外に人が多いためほぼなくっているように思います。

日本の方への注意点

日本からくる方々は綺麗な格好をしています。なので、地下鉄では目立ってしまう場合もあります。カジュアルな服装での地下鉄利用をお勧めします。

  • 地下鉄を乗る際は線路から離れたところで待つ
  • ニューヨークでは人と目を合わせることを避けた方が良いでしょう
  • 服装は派手なものは控える 
  • 高級品を身につける場合はタクシーやウーバー、リフトを利用
  • スマートフォーンを眺めてじっとしないこと
  • バッグやリュックサックなどは前に持ちましょう

などです。

まとめ

今回は不法移民による新たな問題が発生しているニューヨークの治安状況をご紹介しました。注意をしていれば大丈夫です。ニューヨークはこのように色々ありますが、楽しい街に戻ってきてます♪

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