アメリカ高校卒業資格取得方法:こんな方法もある

アメリカ高校卒業資格取得方法:こんな方法もある

みなさん こんにちは!ブログ『女神の前髪』の投稿者まえがみです!このブログでは留学情報などを掲載しています。実はアメリカ留学は日本の高校卒業資格がなくてもできます。また、アメリカで働きたい人にも必要。そのことをシェアすることをずっと忘れていました。

まえがみ
まえがみ

私の知り合いは日本の高校は中退。アメリカ高校資格を自力で取得し、大学院まで行った方がいます。現在アメリカの大企業で働いています

GED(General Educational Development)とは?
GEDは、アメリカで高等学校卒業と同等の資格を証明する試験です。日本で高校を卒業していない方や、アメリカで進学や就職を考えている日本人にとって、GEDを取得することで多くの可能性が広がります。

取得するメリット

  • 進学のチャンスが広がる
     GEDは、アメリカのコミュニティカレッジや大学に進学する際に必要な資格として認められています。高校卒業と同等の資格を持っていることで、進学の選択肢が広がります。成績が良ければトップの大学へもいけます。
  • 就職で有利になる
     多くの企業や雇用主が高校卒業資格を求めています。GEDを持っていることで、アメリカでの就職活動がスムーズに進むことが期待できます。
  • 学び直しのチャンス
     学校を途中でやめてしまった場合でも、GEDを取得することで再び学び直す機会を得ることができます。これがアメリカ流の教育です。

GEDの試験内容

GEDは4つの主要な科目に分かれています。これらの科目は、アメリカの高校卒業生が修得している基本的な知識を確認するものです。

  • 数学(Math)
  • 科学(Science)
  • 社会科(Social Studies)
  • リーディング&ライティング(Reasoning through Language Arts)

それぞれの科目は個別に受験でき、すべての科目に合格することで、GEDの卒業証書が発行されます。ちなみに数学は日本の中学レベルなので日本人は得意かもしれません。

受験資格

GEDの受験資格は次の条件を満たしている必要があります:

  • 年齢:通常は16歳以上(ただし州によっては18歳以上)
  • 教育歴:高校を卒業していない、もしくは高校を途中でやめていること
  • 在住要件:多くの州でアメリカ在住者を対象としています

試験の準備方法

  • オンラインでの学習
     GEDの公式サイトや、他の教育プラットフォームでオンライン学習リソースを利用できます。無料や有料の教材、練習問題、模擬試験などが豊富に揃っています。
  • 日本語のリソースも活用
     YouTubeなどの日本語で解説された学習動画や書籍を使うと、効率よく学習を進めることができます。

試験申し込み方法

  1. 公式サイトで登録
     まず、GED公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。試験会場や日程を選び、試験に申し込みます。
  2. 試験費用の支払い
     試験費用は州によって異なりますが、1科目あたり約30〜40ドルが一般的です。試験は科目ごとに受験できるため、計画的に進めることができます。
  3. 身分証明書の準備
     試験当日にはパスポートなど有効な身分証明書を持参してください。

合格後の手続き

すべての科目に合格すると、GEDの卒業証書が発行されます。この証書は、アメリカの教育機関や雇用主から高校卒業と同等に認められます。合格後は、進学や就職の際に活用しましょう。

日本で受験はできるの?

現在のところ、日本国内ではGEDを受験することはできません。GEDの試験はアメリカやカナダの指定されたテストセンターでのみ実施されています。そのため、試験を受けるにはアメリカに渡航する必要があります。

しかし、オンラインでの学習や模擬試験は日本でも利用可能です。しっかりと準備をしてからアメリカでの試験に挑戦するのが現実的な方法です。また、留学や旅行などでアメリカに滞在する機会を利用して試験を受けることも考慮しましょう。

注意点

  • 州ごとの違いを確認
     GEDの試験やルールは州によって異なることがあります。試験の費用や試験の申し込み方法が異なる場合もあるため、居住している州の最新情報を必ず確認してください。
  • 英語力の強化が重要
     試験は全て英語で実施されるため、英語の読解力やライティング力が求められます。特にリーディング&ライティングは重要な科目ですので、英語力の強化にも力を入れましょう。

まとめ

アメリカでGEDを取得することで、進学やキャリアの道が広がります。試験は日本では受けられないため、アメリカに渡航して受験する必要がありますが、オンラインリソースを活用してしっかり準備すれば、合格は十分に可能です。

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