O-1ビザをスキップしてアーティスト永住権は取得可能

今回は、アーティストビザ申請をせずに永住権を所得するための要素をご紹介します。例えば、学生ビザからアーティストベースの永住権へスキップした人を何人か知っています。

まえがみ

アメリカは永住権があれば強いです。

はじめに｜２０００年以前は？

アメリカ同時多発テロ９・１１の前はグリーンカード取得はとても簡単でした。８０年、９０年代ごろです。当時は、目的なくアメリカへ渡り、違法でレストランで働き始めても永住権が簡単に取得できました。オーナーさんがスポンサーになる。そして、年内にグリーンカード取得なんとことは日常茶飯事。または、年に一回のグリーンカード抽選でも、永住権を当てる日本人も多かったです。

ニューヨーク同時多発テロ

しかし、同時多発テロの後状況が変わりました。テロを企てた人間が学生ビザ保持者だったことから、ビザ取得が厳しくなりました。

アメリカでビザをキープするためだけに、語学学校に何年も通い続けた場合。アーティストビザへのシフトが難しくなります。それは、「語学学校で何をしていたのか？」という移民局からの疑問が湧くからです。

アメリカ永住権 EB-1 申請できる人の条件

アーティストビザをスキップしてEB-1ビザを取得するには、弁護士さんの力が必要かも知れません。かなり申請内容が複雑で、提出する内容の質と量も求められます。中途半端は知名度では、取得出来ません。

EB-1 ビザの説明

EB-1ビザとは、グリーンカードつまりアメリカ永住権のことです。条件はアーティストビザ申請とほぼ同様。アートや芸術、あらゆる技術面で卓越的な能力の保有者が取得できるアメリカ永住権です。

アーティストビザ申請の時よりも提出する書類が膨大です。複雑で、内容も数倍濃いものでなければ取得することはできません。弁護士さんへ依頼した場合、その費用はおよそ日本円で100万円ほどになります。しかし、永住権は100万円払う価値があります。

[アーティストビザ とは？基本知識と取得条件など]

アーティストビザの基本知識

https://ny-megami.com/artistvisa-info/artistvisa_introduction

アメリカでアーティストビザを取得したい米国でアーティストビザを取得したい方用にO-1ビザについての基本知識を載せています。現在、どこの国よりもビザを取得しづらくなっているアメリカ。どうしてもビザを取りたい。そんな方は以下の情報を参考にしてみてください。もしかしたら、努力すれば取得できるかもしれません。アーティストビザとは？アーティストビザは、他にも芸術ビザやO-1ビザなどとも呼ばれています。あまり聞くことはありませんが、日本語に訳すと卓越能力者用のビザとも言います。Oビザにも種類があって、O-1A とO-1...

誰もがわかるアワード（賞）を受賞している

これはマストです。アメリカでは、グラミー賞やエイミー賞など。世界的に通用する賞を受賞していることです。例えば、ピアノであれば、国際的に有名なショパンコンクールやバンクライバーン国際音楽コンペティションなど。例えば、友人はショパンコンペティションでエントリーした人。彼は、自分でグリーンカードを申請して取得しました。しかし、彼の場合は、アーティストビザ 取得後に永住権を申請しているので、スキップ出来た人ではありません。

アメリカの主要なメディアに出演、掲載された

これは、私が自分が経験した中でも特に感じたことです。アメリカのメディアに注目されることは、非常に大きな資料になります。ニューヨークタイムズ、ワシントンポストなど。また、アメリカの主要なテレビ局。芸術分野に詳しくない移民局の審査員の方が一目でわかるメディアに載ることが重要。

海外のメディアに出ていた経歴があったとしても、然程強い資料ではありませ。例えば、日本のお笑い界で有名であっても取れません。逆に、ヒカキンのように世界的にファンがいるYouTuberの方が撮れる確率は大きです。なぜなら、YouTubeはGoogle社が経営し、そこからの膨大な収入を得ているわけですから、容易に永住権が撮れるでしょう。

国際的に活躍している

では、国際的に活躍しているとは、具体的にはどういうことか？

• ツアーに呼ばれる。国際的に演奏活動をしている
• 国際的なコンペティションの審査員でる、または受賞者
• 教育面で国際的に講義などを行なっている

• 国家間での重要な役割をしている。日本とアメリカで重要な役割

他に、学生ビザから永住権へスキップした人は日本のメディアだけではありません。ヨーロッパのメディア出るなど。かなり強い資料が十分にある人なので国際的な活躍をする人材に当てはまります。

アメリカ・アーティストビザ申請Vol.6｜O-1Aカテゴリーで申請した人の例

https://ny-megami.com/artistvisa_o-1a_category

アーティストビザ をO-1Aカテゴリーで申請する方への情報です。アーティストビザ をO-1Aカテゴリーで申請する人のための情報です。このカテゴリーは研究や教育色が強くなります。アーティストと言うよりは、もっとアカデミア。O-1Aカテゴリーは、主に教育者や研究者の人に降りるビザとなります。ピアノ教師のO-1A3年延長を助けた内容友人がO-1Aのカテゴリーで3年延長を移民局へ申請。しかし、追加書類請求が来てしまいした。再度提出するための資料作りのアイデアを欲しいと言うことで、お手伝いした次第です。結論から、3年延長できま...

収入が既にある

大きな収入を稼ぐ可能性があることは直ぐに永住権を取れる重要なポイントになります。

ビザや永住権を取得するということは、亡命して移民してくる人々とは違います。アメリカに住むことにより、働き、生計を立て、アメリカに税金を払うことができる。住む許可を得るための条件になります。なので、どんなに能力があっても、経済的に自立できない分野は難しいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか？上記の条件が全て満たされた上で永住権を申請することが出来ます。どれか一つだけでは足りません。アーティストビザがら永住権に移ることは可能です。それはビザを保有している間に沢山のキャリアを積んで永住権へ移行すれば良いのです。ちなみに、この永住権は何度も申請が可能です。今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。