2025年版:トランプ大統領政権下でのアーティストビザ取得・延長

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トランプ大統領政権下でのアーティストビザ取得・延長

アーティストビザ申請・更新を考えている方へ

こんにちは!ブログ『女神の前髪』のまえがみです。2025年も始まり、アーティストビザの申請や更新について不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?特に、トランプ大統領の再選によって、移民政策がどのように変化するのか気になりますよね。

まえがみ
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2025えらいこっちゃ。

今回は、トランプ政権下でのアーティストビザ(O-1ビザ)取得・延長について詳しく解説します。また、実際に私が2017年にトランプ政権下でビザ延長に成功した経験も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

共和党政権下でのビザ申請の影響

バイデン政権下では、移民政策が比較的緩和されました。なので、グリーンカードの発給数も当時増加したのを覚えています。私も含め、周りの友人もどんどん永住権を取得できました。

しかし、2025年からのトランプ政権2.0では、移民政策が厳格化しています。特に、H-1Bビザや就労ビザの発給制限が強化されることは聞きました。ただ、アーティストビザ(O-1ビザ)に関しては、過去のトランプ政権時代と同様に取得は十分可能です。

実際に、2025年になってからも日本でO-1ビザを取得し、アメリカへ渡航している音楽家・アーティストが周りにいます。なので、過度に心配する必要がないです。

2025年でもアーティストビザは取得・延長は可能

「トランプ政権下ではビザが取得しにくいのでは?」と不安に感じる方も多いかもしれません。しかし、アーティストビザの審査基準そのものが劇的に変わるわけではありません。しっかりとした申請書類を提出すれば、ビザ取得・延長は可能です。以前、バイデン元大統領政権下でアーティストビザが却下されてしまった人もいました。

では何が一番変わるの?

重要なポイント

  • 面接が厳しくなる傾向(過去のトランプ政権時代も経験上、面接での質問が厳しかったです)
  • Request for Evidence(RFE)を受け取るケースが増加(追加書類の提出を求められることがある)
  • 申請料の値上げ(2025年現在、ビザ申請費用は1000ドル以上)

過去にも、民主党政権下であってもビザが却下されたケースはあました。政権に関係なく、しっかりとした書類準備と対策が重要です。

👉 ビザ面接のポイントをまとめた記事はこちら

2017年、トランプ政権下でのアーティストビザ延長体験談

私自身、2017年にトランプ大統領政権下でアーティストビザ(O-1ビザ)を3年間延長することに成功しました。その際、2回のRFE(追加資料提出要請)を受けました。その記事はこちら。移民局からの質問に対し、適切に対応したところ許可がおりました。

RFE(追加資料提出要請)への対応ポイント

  • 具体的な活動内容や実績を詳細に提示するー過去と現在の比較文章が有効。
  • 過去の受賞歴、メディア掲載実績、推薦状を以前よりも増やす(増えていない方は難しいです)例えば、知名度が上がっていない方
  • 推薦状の質を以前よりもあげる 具体的に何をしたか書いてもらう。フォーマット式は弱い推薦状となります

私が対応した際、移民局の担当者は同じ人物であった可能性が高いです。一貫した基準で審査されていると感じました。

👉 アーティストビザ申請のための書類準備ガイドはこちら

トランプ政権下でのアーティストビザの大きな変化

申請料の値上げ アーティストビザの申請料はここ数年で大幅に上昇しました。

  • 初回申請時(過去):約360ドル
  • 2020年頃:680ドル
  • 2025年現在:約1000ドル以上
  • プレミアムプロセシング(急ぎ申請):さらに高額

審査期間の長期化

通常の審査期間は6〜8か月ほどですが、申請件数の増加や政策変更により、さらに時間がかかる可能性があります。

面接の厳格化

特に、アーティストの活動実績やアメリカでの貢献度について詳しく聞かれるケースが増えています。

2025年にアーティストビザを取得・更新するための対策

しっかりとした書類準備が重要

  • 過去の作品や公演履歴を整理するー見やすいファイル作成が重要
  • 強力な推薦状を複数用意するーあなたのことをよく知っている方からの誠実なレター
  • 証拠となるメディア掲載記事を揃えるーメディア掲載が一番移民局の方々にはわかりやすい資料です。有名なサイトや記事掲載、レビューなど3つほど必要です (多ければいいわけでなく、質の良いものを加えてください)

面接対策を徹底する!

  • 活動内容を英語で明確に説明できるよう準備ーアメリカの公用語が英語であるとトランプ大統領令が出ました。さらに英語のスピーキング審査が厳しくなります。
  • 面接で聞かれそうな質問をリストアップし、模擬面接を行うこともお勧めです。

弁護士と相談するのも有効

  • RFEが届いた際に適切に対応するため、移民弁護士と連携するのもおすすめです。

まとめ:2025年もアーティストビザは取得可能!

トランプ政権下では、移民政策が厳格化する傾向がありますが、アーティストビザ(O-1ビザ)は適切な準備をすれば取得・延長が可能です。実際に、2025年に入ってからも日本でビザを取得し、渡米しているアーティストもいます。特に、書類の充実、面接対策、RFEへの適切な対応が成功の鍵となります。

ビザ申請を検討している方は、ぜひ事前にしっかり準備を進め、スムーズな申請を目指しましょう!

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