ウォーレンバフェットを学ぼう|金融リテラシー向上|ヴァンガードの創始者とは?

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投資が怖くない理由。ヴァンガードの創始者とウォーレンバフェットを知ることから始めよう。

結論、投資は怖くありません。しかし、人から勧められるのではなく、自分で勉強することは最低ルールです。最近騒いでいる「投資をしよう」の投資は限定的に1つの方法のことだけを言っています。その他の、危ない投資の仕方は、除外。

今回は、とにかく簡潔にわかりやすく5分以内でわかる投資についての説明です。

まえがみ
まえがみ

投資はギャンブルではありません。

そもそも投資の意味をもう一度考える。

投資とは、利益が見込める会社や人、対象に資金を提供し、その見返りにお金を増やして返してもらうことです。

投資はギャンブルみたいなもの。という日本の考えは、勉強をしていない人がする投資です。また、人の言うことを信じるなどご法度。例えば、先日の某お笑い芸人さんが、個人に投資運用を頼む。これは、言語道断。今回、ブログで学んでも、ご自分でもう一度勉強してください。まずは、株の歴史からです。

やってはいけない投資

実は、投資をしてはいけない対象などありません。しかし、やってはいけないことがあります。

  • 人の話を鵜呑みにする
  • 人にお金を預ける
  • FXや、ビットコインなど不安定なもののみに投資する
  • 直感のみで投資する。例えば、私はこの会社の服が好きだから投資をするなど。
  • 短い期間で大もうけをするヘッジファンドなど

では、なぜ怖くないのか?

ひろゆきを始め、リベ大などが勧めている投資対象は、米国株です。残念ながら日本の会社への投資ではありません。特に、限定的に言っているのは、ヴァンガードという投資運用会社についてを言っています。

ヴァンガードとは?創始者、ジョン・ボーグル

本当に簡単に説明します。ジョン・ボーグルがヴァンガードの創始者です。その前に、まずは、彼がインデックス・ファンドを発明しました。と言うところから始めましょう。

Index Fund って何?

S&P500をよく聞きますよね?その他にもダウ平均株価など。これらは、インデックス・ファンドです。ジョン・ボーグル(ジャック・ボーグル)は、経済学者サミュエルソンの1976年の論文にインスパイアされ、S&P500を創設しました。

どういうことか?

かなり子供向けの説明にします。業績の良い(業績基準の数値が良い)会社を500社集めて、投資運用をします。それには理由があるからです。

では何故?それは、個人投資は勉強しないとリスクが高い

個人投資家で一番有名なのは、バークシャーハザウェイのフォーレン・バフェットですね。彼は、若い頃から、せっせと働きお金をちょっとずつ貯蓄、業績の伸びそうな会社に投資をしました。キャンディーの会社、マクドナルド、そして現在はBANK of AMERIKA やアップル。しかし、現在あまりにも変動が激しく、彼自身も血眼になって数値を見ていると思います。しかし、彼は今こそがチャンスだと思っています。彼はプロだからです。数字の鬼です。

彼の投資対象の会社の選び方

しかし、彼が会社を選ぶ時は、様々なことを、計算して会社を選びます。会社の伸び率だけではありません。会社の借金率、将来の伸び率、会社の特徴、経営理念、社員の会社への姿勢、本当に全てです。

彼がコロンビア大学で勉強した教授、ベンジャミン・グレアムの方法が彼の現在のスタンスを決めました。会社の売り上げだけを見ていても、会社の将来は予測不可能に近いのが投資です。そう言う意味で、ギャンブルと言われてしまうのです。

そして、最も重要な精神は、株の変動に左右されない精神を作る。不景気な時にこそ(ベアマーケット)な時にこそ、成長しそうな会社を数値をもとに選ぶ方法です。これ、一般人には出来ません。好景気(ブル。マーケット)の時にこそ慎重になります。

ここでジョン・ボーグル登場

結局、一般人にはこれが無理だと言うこと。フィランソロピストでもあるジョン・ボーグルは、一般の投資家が無理なく投資しやすい環境を作ろうと努力しました。

彼が発明したのは、全米の会社の業績数値を計算できるスペシャリストを集め、篩に掛けた会社のみを500社に絞って運用する。それが、S&P 500です。

そして、500社の中身は数値が良い会社は500社に入り、数値が悪くなった会社は落とされます。これは、売り上げが上がった下がっただけではありません。全ての総合指数です。また、モラルに反した会社などは、基本的に選ばれません。何故なら、それは、長期で見たら将来的にリスクが大きいですよね。

ただ、例えば某ファッション会社の様に途中から発覚もあり得ます。その時には、落とされます。

インデックスファンドは、他にも沢山あります。世界の会社を集めたインデックスファンドや、アジアだけのインデックスファンドなど、それはもう沢山!しかし、米国株が一般的に勧められています。

次に知ることは、Mutural Funds ミューチュアル・ファンド

この前の某芸人は、危険な投資にかなりの金額をつぎ込んだことです。そして、人にも勧めてしまった。例えば、一般の人で現在、遊び感価格でビットコインだけに投資をしている人もいるかも?今、3分の1になってしまいましたね。この投資の仕方は危険です。やってはいけません。

では、Mutual Fundの意味とは?

優しい説明にします。世は、いろいろ混ぜてバランスを保って投資をすると言うことです。例えば、以下のようなピザをイメージしてください。青のところは、ペペロンチーノ、白はチキン、青はほうれん草など。これをアロケーションと言います。以下の図を参照

これがウォーレン・バフェットの場合

ウォーレンバフェットの場合は、Mutural Fundではありません。

例えば、緑がアップル社 白が鉄鋼業のどこかの会社、 青がバンク・オブ・アメリカとかになります。よは、個人投資家は、1つの会社に大きな金額を投資しています。そして、数値を日々計算し、グラフを眺め、それぞれの会社のポートフォリを研究しています。

しかし、我々のような凡人は?

全てのカテゴリーにいろいろな分野のインデックスファンドが入ります。上の図のように細かく分ける人はあまりいません。以下の図の方が近いかも。

投資のアロケーションのイメージ画像

例えば、ピンクがBONDのインデックスファンド, 黒が米国株のインデックスファンド、そして、青が一番安全なキャッシュのインデックスファンド。そして、このアロケーションは、景気によってバランスを変えなければいけません。不景気になったらボンドを多くし、株への投資を控えるなど、安全運用をします。現在は、AIロボットが運用も

なので、このピザの場合、インデックスファンドの集まりで出来ています。

今勧められているのは、長期的な運用

これを若いうちから10年、20年かけて運用することで資産が増えると言うわけです。そして、銀行の利子は、微々たるもの (単利)しかし、投資の利益は、複利で増えていくので、10年20年のある地点から、凄く増えます。それは投資金を増やせば増やすほど、もちろん増えます。

複利とは?

アインシュタインが数式で発明しました。簡単に言います。利益で増えた金額に利益がつくと言うことです。逆に、銀行は、銀行に入っている金額に利益がつきますね(単利)?しかし、投資は、利益で増えた金額に利益がつくのです。なので、ある程度の金額が増えるそ、そこに利益がついて膨大な金額になるわけです。また、当然、投資金額が大きいと、膨大に増えます。

投資の福利を説明する画像
Image illustration of simple interest and compound interest

ウォーレン・バフェットは、この複利で中年あたりから超お金もになってしまったと言うわけです。なので、若いうちに始めれば始めるほど良いのです。そして、配当金だけでもとにある資産を減らさずに暮らせるのです。これをインカムゲインと言います。

FIREをした人はこの方法で自由になっているのです。資産が増えると、資産が産む。マニーマシーンです。しかし、かなり長い期間、コツコツ投資していかないとここへはたどり着けません。

[アップルウォッチ?フィットビット?投資するならこれ。]



リスクはある?

もちろん、現在のような不安定な状況だと株の値段は一気に下がります。しかし、アメリカはこの研究をし尽くしています。株は、約10年で周期を作っていて 1929年以降、現在までのトータルで、結果的には成長し続けています。世界恐慌から約100年経っているからこそ、景気の特徴がわかる様になったのです。しかし、これはアメリカでの研究です。そして、アメリカは常に車、IT、そして今後はエネルギーや温暖化に対応した会社など常に新しいものが生まれています。

損を避けることは出来ない可能性、しかしリスクを下げれる

リスクを抑える方法です。年金対策のためにする長期投資。しかし、今年退職しようとした人は、減っています。その様な場合は下ろす時期を変えることも出来ます。また、万が一のために預金をしておかなければいけないのも事実です。なので、軍資金がたくさん必要なのは確か。また、勉強すればするほど、万が一に備えることが出来ます。投資にリスクが伴うことは、避けられません。

みんなが言う日本の問題

日本でも積立てNISAで米国株が買えるみたいですね。でも、ひろゆきの説明は雑ではあると思います。

1つ目の問題

例えば、ヴァンガードで1つのインデックスファンドの初期開設に最低35万くらい必要。ある程度の軍資金が必要と言うことです。

賃金の少ない日本でこの状況が作れるのか私には不明です。例えば、アイデアとしては、田舎に引っ越し固定費を減らし、収入を増やすなど。都会だと難しい面はあります。

2つ目の問題

これは私の疑問。日本円がアメリカの会社を応援することになる?しかし、増えれば手元に戻ってくるのでいいのかな?日本としては、日本の会社へ投資をしてほしいですよね。でも、日本の経済は未来が不安。それもこれも、教育への投資が。自民党、しっかりしてくれ。

ではどこから始める?アメリカではヴァンガードのサイトから。

アメリカ在住の方は、バンガードのウェブサイトから始めることは出来ます。しかし、私がみんなに言いたいのは、しっかり勉強してくださいと言うことです。ヴァンガードを始めたとしても、世の中のニュースや経済状況は常に意識しないとダメです。ヴァンガードは、手数料が安くて有名です。これも、ジョン・ボーグルの理念です。

しかし、日本からは証券会社を通さないと無理なのかもしれません。それは調べてください。

まとめ

今回は、今話題になっている投資について説明しました。海外組が言っているのは、日本株のことではありません。世界株でもありません。米国株のお話です。そして如何なる理由でも、勉強なしに投資をするのは愚者です。人に聞いたから始めるのはダメ。ヴァンガードの会社の理念や株の歴史など勉強してください。今回の内容は、投資をしている人は教えたがらない有益内容ですとは思います。これがきっかけで興味を持ってくれたら嬉しいです。



今回出てきた登場人物はアイビーリーグ卒です。

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