アメリカ ・アーティストビザ申請Vol.4|弁護士なしで申請準備する決意をした理由

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ビザ申請

アメリカでアーティストビザ準備を弁護士を利用せずに申請する方法

アメリカでアーティストビザを申請するには、2つオプションがあります。スポンサーか雇用者に申請してもらう方法、弁護士さんお金を払って申請してもらうそれぞれの方法です。どちらも申立人として、アメリカ移民局へ申請してくれます。私は、前者のオプションで、自分の雇用主に申立人として申請してもらいました。その申請ファイルの作成は雇用者と自分で協力しあって作成します。なおスポンサーになってもらったのはアメリカ人です。

アーティストビザ |自分で資料を集める決意

とはいえ、弁護士を利用せずに申請準備をするには決断力が必要です。例えば、FORM I-129の記入内容などは絶対に間違えることができません。また、申立人と受益者の立場もしっかり念頭に置いた上で、資料を作成しなければなりません。例えば、自分が主語で資料を作成する事はできません。理由は、申請しているのは、あなたではなく申立人だからです。

大きなきっかけ

しかし、いくつかの内容がきっかけで、自分でもアーティストビザは取得できると確信した出来事がありました。それらをご紹介します。

まず、友人に資料を見せてもらった時

人の資料を見ることはかなり参考になります。ある日、弁護士を利用してビザ申請を準備しているピアニストに資料を見せてもらいたいと頼みました。すると彼女は快く見せてくださいました。

その時に知った事実

アメリカの弁護士に依頼しているにも関わらず、資料は自分で作るとのこと。私は、ファイル作成は弁護士さんが作成するものだと思っていました。このぐらいの資料の集めてファイルにするのは自分にもできそうだと思ったことがきっかけです。

アーティストビザ申請に詳しい友人

当時、同じ場所で働いていた友人のファイルも見せてもらいました。彼も自分で資料を集め、EB-1(アーティストグリーンカード)も自分で取得した人です。彼の資料も非常に参考になりました。また、彼にはI-129の内容なども確認してもらいました。ちなみに、現在私が確認してあげることも出来ます。

EB−1とは?

アーティストビザ ファイル作成|行動に移す

資料を自分で作成出来そうだと思った時から直ぐに行動に移し始めました。まず、自分のアーティストウェブサイトをアメリカ人向けに作りを始めました。友人からサイト作成の方法の基本を教えてもらい、過去にもサイトづくりの勉強をしているので実践しました。ザインは下手でしたが、自分の経歴やコンサートの予定などを作成。

カレッジで学んだ技術



動き始めると周りも動き始める

自分が動き始めると、周りも動き始めます。これがニューヨークの化学反応に近い現象です。例えば、現代音楽の作曲家に演奏を頼まれ演奏することになる。また、大学の知り合いで映画のワンシーンに演奏を使用される。他には、オンラインに自分の経歴を登録する。徐々に資料は増えていきました。

この行動をしたのはわずは8ヶ月くらいだったと思います。全力で資料を増やしていきました。全て、実行したものです。

真っ先に重要な資料も集めました

人から文章やサインが必要と思うものを集め始めました。まずは、協力してくださる方へのEメールやビジットなども起こします。

初めに集める資料

Written Consultation 早めに入手する

全てが同時進行になります。それらをしながら、

どのようなファイリングが効果的か?

どうしたら移民局の人を説得できるファイルが作れるか?と考えます。

  • とにかく見やすいファイル
  • 資料の順番がはっきりしている
  • 自分のことをアピールするのであって、他人をアピールしない
  • 正直に内容の濃いものを提出する

など考える中で、作成していきました。そして、カバーレターも作成する。

カバーレターはアウトラインとして使える

まとめ

今回は自分で資料を集めるきっかけになった出来事。更に、そこからどのように行動を移したのかを紹介しました。動き出せば、周りが動き出します。その中で解決策も見えてきます。以上の記事がモチベーションになってくれたら嬉しいです。



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