アメリカ ・サンクスギビングデーターキー 丸焼きレシピ
サンクスギビングデー ターキーの丸焼き[和風レシピ]
サンクスギビングデーの七面鳥の新レシピのご紹介です。クランベリーやハーブを使用するアメリカの七面鳥に飽きてしまった方々向けです。今回は、アメリカの文化から離れた和風版七面鳥のお料理をご紹介。これ、チキンでも使えます。サンクスギビングデーについてはこちらから
仕込み(感謝祭3日前)
シーズンになると、冷凍された状態で七面鳥が売られています。通常、冷凍されたものを1週間前に購入。それを、1週間かけて冷蔵庫の中でゆっくり解凍します。調理をする日までに完全に解答させなければなりません。ターキーを触ってみて、しっかり解凍されていることを確認してから仕込みへ入ります。
仕込み時に用意する材料
サンクスギビングデーの本来の材料と全く違う調味料です。以下のものをご用意ください。
- 醤油とお酒
- ニンニク お好みの数
- 塩麹
- 高菜
分量は適量です。というのは、ターキーの大きさで使用する材料の量も変わります。今回は、1.8キログラムの小ぶりの七面鳥を使用しました。
今回は4パウンド。おそよ1.8kgなので小さめです。解凍できました。我が家の猫も興味津々。
自家製、塩麹を準備 インスタントポットで作成 次回、また作り方載せます 200gほど使いました。
中に内臓が入っているので取り出し、表面も中も綺麗に洗い拭き取ります。
七面鳥の内臓は結構癖のある匂いがします。もしも、匂いがきになる方は生姜を入れてみるのも良いかもれません。ますます、サンクスギビングデー文化から離れますが。
内臓はこの様に塩麹、お酒、ニンニク、生姜、お醤油少々で当日まで付けることにします。これの用途はスタッフィング(お腹の中に詰めるもの)の高菜チャーハンに加える予定。
次に、七面鳥に塩麹を塗っていきます。
クッキングバッグを購入してください。ターキーにかぶせる袋です。バッグを広げて、そこにターキーを座らせます。そこへ、塩麹を満遍なく塗っていきましょう。
それでは、塩麹を塗っていきましょう。たっぷり塗ります。焼くときは焦げるのを避けるため、取り除きます。
お腹の中にはすりおろしたニンニク(3カケラほど)生姜ひとかけら、お酒、みりん、お醤油を大さじ一杯ずつ混ぜたものを中に塗りました。量は適当です。ターキーの独特な匂いを消すためです。
最後に
ターキーの入ったバッグをしっかりと空気を抜いてから縛ります。それから、冷蔵庫の中で3日間寝かせます。ターキーの下に引く、アルミプレートも近くのスーパーで購入できます。しかし、穴が空くと汁が出て引火するあるので、2重にすることをお勧めします。
当日のお料理の仕方に入っていきます。
はじめに、用意する材料
- 七面鳥 4パウンド(約1.8kg)
- 高菜 1つ(市販のお漬物)作れたらいいけど
- 人参 (お好み)私は小さいのを一本使いました
- クルミ(お好み)栗やピーカンでも美味しいと思います。
- 餅米(私はお米でチャーハンもありだと思いました。もちもちが好きなら餅米で)
- ニンニク(入れたいだけ入れてOk 私は5片くらい使いました)
- 生姜(親指くらい使いました)
用意する調味料
- 塩麹(自家製の方が市販のよりもちろう美味しいです)
- ニンニク醤油 (ニンニク醤油以下写真あり)
- お酒
- みりん
- お塩(Sea Salt is better) 少々 チャーハンのパンチとして加える程度です。
- 油(アボカドオイル使用)
次に高菜チャーハンを作っていきます
もち米です。。 インスタンポットで3合炊きます。 低圧力で10分。 その後、直ぐに蓋を開けず30分ゆっくり蒸ら。 2合ー5−6分でOK
自分の意見としては、白いお米で美味しくできると思います。もちもちな食感が好きな人は餅米で行きましょう。
余談ですが、ニンニク醤油を常備しているので今回使用。(ニンニクを醤油に2週間つけるだけ)これは、今回なくても大丈夫です。
醤油にお酒を大さじ足してお腹の中に塗っていきます。ターキーの独特な匂い消しをするためです。
市販の高菜のお漬物と小さく角切りにした人参です。これは本当に皆さんのお好み。クルミを入れたり、栗やピーカンを加えると歯ごたえと香りアップで美味しいと思います。
高菜チャーハンに入れるタンパク源に付いてのメモ
次に、内臓も調理していましょう。
ちょっとグロテスクですみません。これは、レバーとターキーの首です。首は、中の骨が硬すぎで刻むことができません。翌日ラーメンのお出を取るために使います。
それから、レバーは細かく切ってチャーハンに混ぜます。(注:レバーが苦手な人は入れなくて良いです。)
ここでは、フライパンを使います。人参から高菜、その他お好みの具材を入れで油で炒めます。その時に、上の写真のレバーやネックをつけていたニンニク生姜醤油を混ぜましょう。お米と具材が混ざる程度で、そこまで炒めることはありません。なぜなら、オーブンでも火を通すことができるからです。
タンパク源は、ターキーでなくても、お好みの具材を入れても美味しいと思います。ただ、豚とかチキンとか入れると違和感が出てくる可能性もあるのでお気をつけください。エリンギを入れるのも美味しいと思います。
次に、チャーハンが出来たらターキーに詰めていく作業。
次に、七面鳥のお尻の方から、具材を少しづつ
さらに、詰める作業が終わったら、麻紐で足をしっかりと閉じます。スタッフィングが外に出てこないように確認してくださいね。
左の写真は全体像を横から撮ったものです。そして、下に溜まっている水分は塩麹に漬けておいたことででたターキーからの水分です。これが『グレービー』というターキー用のソースになります。
最後に、オーブンに入れる作業と時間割
いよいよオーブンで焼いていきます。初めに、オーブンを400℉ 熱しておきましょう。10分ほど(適当)が良いと思います。次に、七面鳥をゆっくりとオーブンの中へ入れていきます。結構重いので、気をつけてください。
1回目は、400℉ (232℃)で30分軽く焼きます。2回目に、アルミホイルを蓋のように上に被せ、375℉(190℃)で2時間じわじわ焼きます。この時に肉汁が下におり、塩麹やお醤油、お酒と混ざって蒸発せずにお肉にも染み込みます。そして、3回目は、アルミホイルを外します。皮の表面に少しの焦げ目と濃いきつね色にするための焼き作業としての30分。最終段階に、オーブンの火を止め、さらに30分寝かせます。
まとめ
今回は、アメリカの感謝祭に一風変わった和風なターキーの焼き方をご紹介しました。焼く作業で約3時間、寝かせるのが30分。かなり長い時間を要する作業になります。今回使用したターキーが4パウンドの小ぶりな七面鳥だったので塩麹も良く染み込み込んだかも知れません。是非、いつものサンクスギビングデーに飽きたらトライしてみてください。