トランプ大統領の再選!ニューヨークはどうなる?

トランプ大統領の再選

2024年度のアメリカ大統領選が終了しました。結果はトランプ大統領の再選となりました。前回のトランプVSバイデンの時はかなり接戦でした。でも、今回の選挙は、一晩であっけなく結果が出てしまいました。実際には、トランプの勝利を予想してた方も多かったことでしょう。まえがみも覚悟はできていました。

民主党が負けた理由

ハリスウォルズのチームは、結局バイデイ政権の現政策内にいるため、不自由な政策発表しかできませんでした。なので、現バイデン政権との違いを明らかにできるのは、女性の中絶問題が主でした。若い女性には届いたでしょうが、彼らが一番関心を持つパレスチナ問題への表明がどうしてもイスラエル寄りになったのがマイナス面です。

また、トランプをアタックする形の演説はみんなに響かなかったのではないでしょうか?それよりも、パレスチナどうするの?ウクライナどうするの?インフレはどう止めるの?ということを皆さんは期待していたと思います。

また、現在大都市では貧富の差がかなり拡大しています。例えば、セントラルパークを歩いていても、片方には、高級な住宅。その反対側の公園沿いにはホームレスが座っているという状態です。

温暖化対策や、妊娠中絶、IVF, マイノリティーへの政策よりも「経済の立て直し」を望む人たちの意思が反映された形となりました。私はもともと民主党派ですが、現在の政策には不満です。しかし、トランプ大統領は危険をもたらす大統領であることは今後いろいろな形で出てくるでしょう。

まえがみ

アメリカは恐ろしい国になるのかしら?

今後のニューヨークはどうなる?

今回は、トランプ大統領が当選したニューヨーク。どれだけニューヨーク在住者に影響があるのでしょう?

住宅市場への影響:不動産価格と賃貸料の動向

トランプ氏の経済政策が継続されると、不動産市場にもっと波及します。すでにニューヨークは裕福そうが溢れていますが、さらに富裕層にとっては有利な税制改革が続くでしょう。高級不動産市場の需要がさらに拡大すると、裕福層がさらにニューヨークへ入ってくるので物価が上昇します。これは、日本でも同じことが起こる可能性はあります。

果たして、インフレーションは落ち着くの?

微妙です。トランプ大統領がどのような政策をするかで変わっています。ただ、ニューヨークの物価は上がり続けると予想しています。また、トランプは不動産王です。ニューヨークの家賃を上げ、裕福層が住みやすい街作りに力を入れるでしょう。

移民政策の影響:ニューヨークの多様性への影響

トランプ大統領の移民政策がさらに強化されます。そうすると、アーティストビザはさらに取得が難しくなります。移民に対する制約が強化されると、市内の多文化的なコミュニティや小規模ビジネスにも影響が及ぶ可能性があります。例えば、現在のニューヨークはアートや音楽は、黒人による作品や、アメリカ先住民系の優遇対策が顕著でした。しかし、今後はその辺へ影響してきそうです。

トランプ政権下になると自然と白人至上主義が出てくるので、多様性のあるユニークなカルチャーが蔑ろにされる可能性はあります。

ただ、ニューヨークはそうはおってもリベラル層が厚いので、そこまで影響はないかとも予想はしています。

差別はされるようになる?

この内容は2016年の時とは違った印象があります。前回は白人至上主義が強い選挙結果でしたが、今回は黒人男性、またヒスパニック系男性、そして、白人女性がトランプへ投票したという結果が出ています。なので、差別という点では前回よりもマイルドではないかと思います。ここ数日街を歩いていても、以前のような恐怖感はありません。

ただ、マンハッタンで見かける黒人女性や若い女性は元気な無いように思います。今回の選挙結果は、男尊女卑も反映された形になりました。アメリカは残念なことに男性優位主義が根強く残っといるということです。

気候変動対策と環境への影響:持続可能なニューヨークへの課題

この内容は世界が一番懸念していることではないでしょうか?トランプ大統領の政策には、環境規制の緩和が含まれています。例えば、ニューヨークは他の州よりも環境問題に取り組もうという姿勢がありますが、邪魔されるでしょう。

皮肉にも、先日ブルックリンのプロスペクトパークで火災が発生しました。雨が一ヶ月も降らなくなり、極度の乾燥が続いているからです。

また、ブルックリンだけでなくコネチカットや、アップステートでも現在山火事が発生している状況です。来年は、さらに悪化するでしょう。

ヘルスケアと教育制度への影響

再選後のトランプ大統領の医療保険制度改革が進むと、ニューヨークの住民にとっても大きな影響があります。例えば、裕福層の月に支払っている保険料は月5万以上です。家族がいいれは30万くらい月に払っていると思います。なので、一般の人には保険が買えません。

さらに加えて、低所得者向けの医療サービスが制限される可能性があります。保険未加入者が増加することで、医療費の負担が個人にかかる割合が増えることが懸念されます。また、教育政策においても公立学校への支援が減少することで、教育の質や格差の拡大が懸念されます。

カマラ・ハリスはこのことは訴えてきましたが、共和党支持者への耳には届かなかったようです。

まとめ

トランプ大統領の再選がニューヨーク在住者に与える影響は多岐にわたります。経済、住宅、不動産、移民、環境、医療、教育などです。今回の投票は、陰謀論を信じた人たちの票に加え、民主党への不満と不信感、また極左の反撃もあったおようです。

逆にいうと、バイデン政権の失敗は否めません。また、不運にもパンデミック、戦争勃発が重なりました。 今後どうなっていくのでしょう?

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