パタゴニアのダウンジャケットを修理して長く使おう|エコ活動

パタゴニアのダウンジャケットを修理して長く使おう

パタゴニアは丈夫で軽く、冬にはアウトドア好きでない人にも人気のあるアウトドア系ファッションです。今回は、ニューヨークでパタゴニアのダウンジャケットを修理に出す方法をご紹介します。

まえがみ
まえがみ

パタゴニアを着る理由にもなるかも。

はじめに

パタゴニアのオーナー またフィランソロピストでもあるイヴォン・シュイナード(85)は会社経営をThe Holdfast Collectiveという非営利団体へ所有権を譲りました。なので、パタゴニアへは投資が出来なくなりました。それは、彼が市場へ開放するとパタゴニアの持つ会社理念がズレていく可能性があるからです。また、彼らの子供も継ぐつもりはないそうです。非営利団体が経営することは、税金ベネフィットはなく、会社経営の費用を差し引いた収入は自然保護へ寄付されます。詳しくはニューヨークタイムズの記事でも読めます。

イヴォン・シュイナード

彼の生活は質素です。古い服に車はスバル。ウォーレンバフェットと似たような方で、物欲や低いようです。また、長者番付にリストされることを嫌悪しているのも面白いです。彼はロッククライマーで自然保護への意識が非常に高いです。本も読んでみてください。

I was in Forbes magazine listed as a billionaire, which really, really pissed me off,” he said. “I don’t have $1 billion in the bank. I don’t drive Lexuses.

ニューヨークタイムズから抜粋



[女性のフィランソロピスト|サラ・クーパー・ヒューイット]

ダウンジャケットの修理費

修正は無料です。送料のみで10ドル以下です。送る時の送料は自分で払います。また、リターン費用を5ドル支払わないといけません。いずれにしても近くのテイラーさんより安く修正することは出来ます。

修理の期間

しかしながら、修理期間が結構かかります。旦那さんのダウンジャケットの修理期間は3ヶ月かかりました。また、一年かかることもあるようです。

修理後の写真

生地の色が違っているのが光でわかってしまいます。しかしあまり目立ちません。これが気になる人はいると思います。これはただ単に旦那さんのジャケットが古いモデルのもので、新しいジャケットの生地しかなかったのだと思います。でも、私たちは気にしません。むしろ、ものを大切にしていることがわかってもらえて嬉しいかも。

パタゴニアのダウンジャケットの写真

修正がファッショントレンドになる時代

服を修正して長く使っていることが、ファッショントレンドになる時代はもう来ています。そのぐらい、地球環境への懸念がファストファッションからも離れ始めていると思います。

パタゴニアのTHANK YOU

パタゴニアからのTHANK YOUカード
Thank You カード



ファストファッションを見直す

安いものを買って短い期間使う時代は終わって欲しいですね。大量の服をセールで売り、余ったものは埋めてしますファッション業界。パタゴニアはその逆で服を長いこと着続けることを推奨しています。

[ニューヨークのランドフィル0を目指す]

まとめ

今回は、パタゴニアのダウンジャケットの修理費をご紹介しました。イヴォン・シュイナードがパタゴニアを市場に開放していたら、この「服を長く使う」という概念が通らなくなります。それは売り上げが減るからです。でも、この方法の企業がもっと増えることが新しい資本主義を作るかもしれません。

[いよいよニューヨーク大気汚染の問題]



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