ニューヨーク市立大学|シティカレッジで音楽を学ぶ
ニューヨーク市立大学のシティカレッジ(CCNY)について
こんにちは!ブログ「女神の前髪」投稿者のまえがみです。今回は私が卒業したシティカレッジについてご紹介したいと思います。
まえがみ
とっても良い大学です。
シティカレッジへの進学に際して、大学費用をできるだけ抑える方法があります。アメリカの4年制大学では、最初の2年間をコミュニティカレッジでリベラルアーツ(基礎教育科目)を修了し、その後に4年制大学に編入するシステムが一般的です。これにより、大学費用を節約することができます。
私自身もこのシステムを利用しました。Apple社の急成長期にあたり、「Macを使って自分の技術を高めたい」という直感から、リベラルアーツの準学士課程をスキップし、マルチメディア・プログラミングデザイン学科で学び、卒業資格を取得しました。
シティカレッジに進学するためには貯金も必要です。コミュニティカレッジを卒業後、1年間のOPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)期間中にアメリカでのバイト経験を積み、将来の計画を練ると同時に貯金もしました。
シティカレッジには音楽校舎があります。例えば2月下旬に訪れたシェファードビルディングの廊下や、音楽や建築の図書館があります。この図書館には古い楽譜や音楽史の本が多数揃っており、また、奨学金プログラムのオフィスも設置されています。
シティカレッジで学んだ内容
- 必須のリベラルアーツクラス
- 哲学
- 生物学
- アメリカ文学
- ライティング
- ピアノ科の科目
- 個人レッスン(2台のピアノが備えられた専用室での本格的な学び)
- バッハの平均律から始まり、古典派(モーツアルト、ベートーヴェン)、ロマン派(ショパン)を学び、現代音楽までカバーします。
- 室内楽のクラス
- フルート
- ボーカル
- 三重奏までの演奏法を学びます。
- 音楽史
- ルネサンスからバロック、そして印象派と現代音楽までを網羅します。
- 音楽理論
- 全4学期にわたる音楽理論と現代音楽理論を学びます。
ニューヨーク市立大学は、4年制大学としての学びが広がり、深まる場です。フルタイムで集中して学ぶことが求められるため、仕事との両立は難しいかもしれませんが、その分深い学びを得ることができます。
まとめ
私の経験を基にしたシティカレッジの魅力をご紹介しました。この記事が、留学を希望する皆さんの参考になれば幸いです。海外での学びは、英語での音楽学習という大きな財産につながりました。