デール カーネギー (Dale Carnegie) の『How to Win Friends and Influence People』私の人生を変えた本

デール カーネギー著書『How to Win Friends and Influence People』

日本語版だと、タイトルがかなり短くなって「人を動かす」なのです。英語のタイトルを直訳すと『友人を勝ち得て人々へ影響を及ぼす方法」でしょうか・・確かに魅力的なタイトルではないですね。どちらかと言うと、なんだか怖いですね。

この本は2013年のクリスマスに、当時、一番初めに就職したピアノスクールの創始者が全教師にプレゼントで送ってきてくれた本です。当時住んでいたローワーイーストのアパートの小さいメールボックスに丸まるように入っていました。

人へ興味を持つことを教えてくれる

人は自分の話をして、聞いてもらう方が聴く側より断然気持ちがいいですよね。でも、デール カーネギーは聞く力があることこそが重要である。それこそが、よりよい人間関係を作るヒントがあると言っています。かなりこと細かく、オーガナイズされて書かれています。

難しい英単語はあまりありません。もし、わからなくても単語を調べてもOKな本です。長編小説でないので 何が書かれていたか分からなくなることがありません。

他には、笑顔を忘れない。人の名前は覚える。当たり前のことがつらつら書かれています。概要は日本語Amazon版で見ることもできます。

ウォーレン・バフェットにも影響を与えた本

有名慈善活動家・投資家のウォーレン・バフェットもこの本のファンです。人生が大きく変わったと称しています。彼の投資会社、バークシャー・ハザウエイには、彼の卒業したネブラスカ大学とコロンビア大学の卒業証書は飾ってありません。デール・カーネギーのトレーニングコースのトレーニング終了証明書のみを飾ってあるそうです。

この本は大学だけでカバーできない、人間に必要な根本的なことを教えてくれるからだと思います。そして、先ほども書きましたが、それがなかなか出来ない。簡単ではないと言うことです。

ウォーレンバフェット Buffett's Tips A Guide to Financial Literacy

https://ny-megami.com/buffetts_tips_guide_to_financial-literacy

ウォーレンバフェット研究者が書いた本ですBuffett's TIPS A Guide to Financial Literacy今回はインフレ真っ只中に読んでおきたいファイナシャル・リテラシーの本です。銀行にお金を貯金しても増えない時代。それなのに、物価はどんどん高くなっていく。この本は、お金儲けをする本ではありません。どのように将来困らないようにするのか、ウォーレンバフェットの視点で書いています。尊敬できる投資家と出来ない投資家ウォーレン・バフェットは、私が尊敬に値する投資家です。失礼にも値しますが、褒め言葉の意味で「投資オタク...

デールカーネギーの方法で人前で話すのが怖くなくなりました

この本の内容は、教育面でも活用しています。「傷つけないように、遠回しに注意を促す」などの技術は取り入れてきました。相手の立場に立って考えれるようにはしているつもりです。しかし、それでもなおざりになることはあります。それは大抵、自分のことで忙しくなりすぎて、周りが見えなくなるときです。この本はその対処法を教えてくれます。

デール・カーネギーはカーネーギーホール創始者ではありません。

音楽家の誰もが夢見るコンサートホール、カーネギーホール。しかし、創始者はアンドリュー・カーネギー（Andrew Carnegie)でです。デールカーネギー（Dale Carnegie)ではありません。親類関係でもなく、全く別の人です。

Dale Carnegie の姓は実は、Carnageyで少し違うスペル。しかし、デールは、自身の講義もカーネギーホールで開催した経歴もあります。有名なカーネギーと変えた方が知名度が上がる理由でCarnegieにしました。

[サラ・クーパーヒューイットも知り合い]

ニューヨーク｜クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館

https://ny-megami.com/cooper-hewitt-sarah_cooper

クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館とは？この博物館は唯一、デザインとデザイン史に関しての展示をしている博物館です。マンハッタンのイーストビレッジにクーパーユニオンという才能のあるアート学生が無料で入学できる学校があります。その一部として1897年に設立されました。創始者はクーパー家の姉妹サラとエレノア・クーパーヒューイットです。私ごとですがメトリポリタン美術館やウィットニー美術館ほど有名でないクーパー ヒューイット国立デザイン博物館です。しかし、何故が20年前、私がニューヨークに来て初めて足を...

日本にもあるデール・カーネギートレーニング

検索ワードを探していると、「デール カーネギー西日本」と出てきました。これは、トレーニングの日本本部が関西にあると言うことでしょうか？

ニューヨークは、大阪から来た方々が多いです。ビジネスの方も得意な方々が多いと感じます。もしかしたら、西日本の方でこのトレーニングを受けている人が多いのかな？

自身はこのトレーニングを受けたことはありません。日本にもあるようなので調べてみるのも面白いかもしれません。[日本のトレーニングサイト ] [アメリカのトレーニングサイト]

決して宗教的な団体とか、詐欺まがいのセミナーではありません。しっかりとした歴史あるトレーニングです。

まとめ

今回は、デール カーネギー の『How to Win Friends and Influence People』10年前に読んだ本を紹介させて頂きました。電子書籍でも読むことはできます。しかし、本書を手に取った方が、メモもできるし、英単語勉強にもなるかと思います。実際の本を手にとって読むことをおすすめします。

難易度：★★★☆☆

タラ ウエストオーバー著書『Educated』もおすすめです♪

アメリカの作家｜タラ・ウェストオーバーの回想録『Educated: A Memor』

https://ny-megami.com/book-educated

タラ・ウェストオーバー (Tara Westover) の本『Educated: A Memor』アメリカの作家・タラ・ウェストオーバー の回想録小説『Educated: A Memor』という本のご紹介です。この本は、2018年に出版され、ニューヨークタイムズでもかなりの高評価の小説です。また、本というか、彼女の人生経験そのものが有名になりました。この本をきっかけに著名人から注目を浴びたのです。例えば、ビルゲイツとの対話や、オプラ・ウィンフリーと対談など、YouTubeで見ることも出来ます。タラは、興味深い女性です。タラウエストオーバーBook cover of Ed...

ニューヨークの老舗の本屋さん Strand Book Storeへ行こう♪

ニューヨークのブックストア｜Strand

https://ny-megami.com/strand_book_store_nyc

ストランドブックストア｜コロナ渦後の情報ストランド ブックストアへ行ってきました。ここ最近はずっと電子書籍に頼るようになり、時々生の本を手に取るのが恋しくなりますよね。このStrand Book Store は1924年から続いているニューヨーカーに支えられている大切な大切な本屋さんです。もしもニューヨークにいるなら、絶対一度はこの本屋さんへ行く意味があります。今日は、ストランドブックストアのご紹介です。レアな写真集がとにかく多いミニマリズムが流行る昨今、電子書籍に絞ろうとしている方々も多いですよね。でも、ここへ行...