ピアノコンクールをご紹介 ニューヨーク版
ニューヨークでピアノ コンクール
今回は、ニューヨークで開催されるピアノ コンクールについてのご紹介です。小さなお子さんから10代のお子さんまで挑戦できます。私は、過去に3人だけピアノコンクールに参加させ、1位、3位、佳作賞と選ばれました。どの賞もカーネギーホールで演奏することが出来ます♪ ニューヨークでピアノレッスン♪ お勧めのピアノ学校
カーネギーホールで演奏できる
カーネギーホールの基礎知識として、全部で3つのホールがあります。小さいホールのウェイル・リサイタルホール。次に、現代音楽などを中心としたモダンなザンケルホール。そして、有名な演奏家が利用するスターン・ホールです。私が紹介する2つのピアノ コンクールで使用されるホールはウェイル・リサイタルホールかザンケルホールです。お子さんのピアノ コンクールでスターンホールが利用されることはありません。今回ご紹介するのは、クレッシェンドピアノ コンクールとアメリカン・プロテージピアノコンクールです。
クレッシェンド・ピアノコンクール
リンク このピアノ コンクール の中にもいくつかカテゴリーがあります。例えば、ピアノを始めたばかりで伸びる可能性のあるお子さんにはリトル・モーツァルト コンクールがお勧めです。その他にはもう少しレベルの高い内容のコンクールもあります。
アメリカン・プロテージ コンクール
リンク このピアノ コンクールは比較的にレベルは日本ほど高くないので日本のお子さんでピアノが出来る子であれば選ばれる可能性は大きいです。しかし、カーネギーホールで演奏するための費用に$500ドルくらいだったと思います。これは、初めのエントリー料金とは別にチャージされます。この時に私は少々びっくりしましたが、親御さんは選ばれたことで喜んでいました。日本ほどピアノのレベルは高くないとはいえども、かなり弾ける子も中にはいます。そういう子は、1つの経験として次の段階へと進んでいきます。
どの様な生徒さんが受賞した?
一人目は、6歳の女の子でモーツァルトのメヌエットで3位を獲った女の子がいました。全く難しい曲ではないですが、しっかり暗譜をして表現力がありました。二人目の男の子はわずか7歳でモーツァルトのソナタの1楽章を弾き、1位に選ばれザンケルホールで演奏しました。その子は、譜読みがどんどん出来る子で、毎週の様に新しい曲を弾ける子でした。二人ともクレセント・ピアノ コンクールです。
三人目の生徒さんは12歳で、バッハの某インヴェンションを暗譜で弾き3位までは入れなかったのですが、佳作賞でした。彼もカーネギーホールで演奏しました。彼はアメリカン・プロテージピアノ コンクールです。
うちの子いけるかも?
リストにして書いてみます。
- ピアノが好き
- 暗譜が出来る
- 譜読みが出来る 譜読みが好き
- メンタルが強い
- 毎日練習する
- 表現力がある(少しでも)
などかと思います。経験の1つとして受けさせるくらいのピアノ コンクールだとご理解いただけると楽しく出来るかと思います。
まとめ
今回はニューヨークで開催される有名な2つのピアノ コンクールのご紹介でした。今年、一人可能性のある男の子(9)に「ピアノコンクールに出てみる?」と聞いたら、はっきり「Nooooo」と言われました(笑)もし、興味のある方は先生に聞いてみると良いです。本戦で選ばれて、カーネギーホールで演奏できるのであれば良い経歴になりますね♪