ニューヨークの隠れ家カフェ「Café Sabarsky」— 美術と味覚の旅
ニューヨークの隠れ家カフェ「Café Sabarsky」
ニューヨーク在住ブログ『女神の前髪』のまえがみです。みなさん、新年明けてからいかがお過ごしでしょうか?
アメリカは大変なことになる予感、世界にも多大な影響を与えそうな1年というか、今後4年をどう迎えるのか?と不安に思っている方々も多いかと思います。
2025年の初記事はニューヨークカフェめぐりからにしたいと思います。こんな世の中がざわついている時には現実逃避をしたくなる。とりあえず、少しでもワクワクするような記事を書きたいと思います。
今回ご紹介するのはニューヨークマンハッタンにある、カフェ、Sabarsky。マンハッタンのアッパーイーストにあります。セントラルパークの東側です。
読んでくださってる方々、心よりお礼を申し上げます♪
Café Sabarskyは、ウィーン風のエレガントな雰囲気を味わえる隠れ家的人気カフェです。グスタフ・クリムトの絵画やアンティークの家具が並ぶ店内。そして、伝統的なザッハトルテやアインシュペナーも楽しめます。とりあえず、現実逃避をしたい方は、店内に入ってワープしてください。
カフェのおすすめメニュー
私がオーダーしたものはここへ来たらこれ!というものです。
ザッハトルテ:濃厚なチョコレートケーキにアプリコットジャムの甘酸っぱさが絶妙。アメリカのスィーツと違って甘過ぎないのが特徴です。また、チョコレートが苦くて美味しい。
アインシュペナー:ウィーンの定番コーヒー。ふわっふわのホイップクリームが癒しの一杯です。生クリームは全く甘くありませんよ。
美術館のご案内
Café Sabarskyが併設されているのは、ノイエ・ガレリエ(Neue Galerie)。オーストリアとドイツの近代美術を集めた美術館です。グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの名作を堪能できます。カフェの入り口から直接ギャラリーの方へ行くことができますが、ギャラリーは有料です。
カフェとギャラリーの創始者
著名なフィランソロピストであり美術収集家のロナルド・S・ローダー(Ronald S. Lauder)。彼はオーストリアとドイツの近代美術にとても情熱を持ちました。そして、2001年にノイエ・ガレリエ(Neue Galerie)を創設。その中にウィーンの伝統的なカフェ文化を再現するためにCafé Sabarskyを併設したのです。
Café Sabarskyの名前は、オーストリアの建築家であるヨーゼフ・ホフマンとともにウィーン工房を創設したオットー・サバルスキー(Otto Sabarsky)にちなんでいるようです。
見どころ
クリムトの『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』
本物はギャラリーにて展示されています。クリムトのアートを見るだけでも、元気が出る方もいるのではないでしょうか? 私も大好きです。クリムトの使う色は本当に素晴らしいですね。
Amazonでこんなグッズもあるよ
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クリムトKISSのタンブラー:https://amzn.to/411wiAq
エゴン・シーレの自画像シリーズなど
エゴンシーレのアート集:https://amzn.to/3WO8lKi
Bookstore
アート関連お土産、またドイツ語の本なども売っています。
まとめ
今回はカフェSabarskyのご紹介でした。ニューヨークに来た際にはぜひ、美術とカフェタイムを同時に楽しめるCafé Sabarskyへ行ってみてくださいね。また、グッゲンハイム美術館やクーパーヒューイット美術館からも近いので、プランの中に取り込むのも良いかと思います。
ニューヨーク在住の皆様はお友達やパートナーの方と行ってみると楽しいかと思います。ディナーメニューのオーストリア・ドイツ料理も実はかなり気になるところです。
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アクセス情報
- 住所:1048 Fifth Avenue, New York, NY 10028
- 最寄り駅:86th Street駅から徒歩約5分